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†Testify Your Own / Angel Gear†
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(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE
Last Update/2012.02.05
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◇ 第56話『羽村総司の憂鬱』◇
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「いや、答えは出た。単純だったんだ、考えてみれば」
――菅沼新 |
■クライマックスフェイズ/シーン1 「臨界点」
シーンPC:玲那。GM:夜明け前。
GM:空の瑠璃がもっとも濃くなる頃合を期して、セオリーどおりに“天使派”の襲撃は始まった。 GM/羽村:「へえ――中々、底意地の悪いのが向こうさんにも居るようだね」
GM:観測機器が持ち込まれ、臨時の管制室と化した市民病院のロビーで、羽村が呟く。
GM:彼らの主兵力は――歩兵。
GM:シュネルギアの前では、蟻にも等しい戦力。だが、それだけに……戦うのがあまりにも馬鹿馬鹿しく、生々しい相手。
GM/羽村:「こっちに歩兵が居ないって見透かされたか……。どう思う?」>玲那
玲那:「私に聞かないで下さい」
GM/羽村:「軍人さんなんでしょ。何か作戦とか無いのかなぁ?」
GM:この期に及んでも、まだふざけた調子は崩さない。
玲那:「……私に、分かる訳無いじゃないですか…」
GM/羽村:「でも、そうすると俺たち、殺されちゃうかも知れないよ?」
玲那:「……死ねばいいかもしれませんよ」
玲那:「いっそ、その方が楽ですよ?」
GM/羽村:「うわー、軍人さんとは思えないオコトバ」(笑)
玲那:「それが、私の本音かも知れませんよ」
玲那:「…蓬莱寺、玲那のね…」
GM/羽村:「――まぁ、そんなワケだから。雑魚の排除はよろしく」(あっさり)>徹哉、新
GM:(通信で登場できます)>2人
GM/羽村:「じゃ、俺もちょっとだけ本音、語っちゃおうかな……?」
GM:すっく、と立ち上がる羽村総司。
徹哉:『了解、っと……状況、グリューン。アップファールト、っと』敢えて通信の向こうは聞いていない振りをする。
玲那:「?」
玲那:「……なんですか?」オペレーターとしての仕事をはじめつつ
GM/羽村:「実のところ……俺にとって瑞穂基地もギアドライバーの連中も同様に価値が無い。……って言ったら信じる?」
玲那:「信じますよ」
GM/羽村:「俺が“玲那たん愛してるラブラブげっちゅー!”って言っても?」(ニヤリ)
玲那:「どんな事柄も、信じて伝える」
玲那:「それが私の仕事」
玲那:「そして、軍人さんになる前の夢でしたから」
GM:ふぅ、と息を吐く羽村総司。
GM/羽村:「やれやれ……。これだから冗談の通じない軍人は困るよねえ」
GM:肩を竦め、部屋を出て行こうとする。
玲那:「軍人ですから」
玲那:「オフなら、またそう言う対応も取らせてもらうかも知れません」
GM:ずずん! と軽い地震にも似た振動。
GM/羽村:「期待しとくよ。……じゃ、後はよろしく」>玲那
玲那:「了解」
GM/恭花:「これは――爆破の振動よ。……発生源は、市立第1中学校!」
GM/凍:「…………別働隊の存在を確認。……“天使派”じゃ、ない?」
新:『羽村先生、ふさいだ通路は、あの規模の爆発なら?』
GM/羽村:「そうだろうねえ」>新
徹哉:『あん? 陽動、じゃねえみたいだな』
GM/羽村:「連中が死ぬのは勝手だけど、貴重なデータが取れなくなるのは困るのさ」
GM:そうして、飄々とした風体を崩すことなく、羽村総司は姿を消す。
玲那:『生き延びる為に、最善を成して下さい 以上』
GM:陽動、ということならば。
GM:シュネルギアの足元に群がってくるテロリストをどうにかしないと、病院に踏み込まれてしまうわけですが。
GM:(エキストラなので、演出でどのようにでも(笑))>新、徹哉 |
GM/天使派テロリスト:「シュネルギアは、対人用の兵器は積んでいない! 相手にしなければ突入できる!」(わらわら)
GM/天使派テロリスト:「恐れず進め! 所詮奴らは人殺しのできない木偶の棒だ!」(わらわら)
新:『ベルゼルク、第二次拘束まで解放』ナビゲーター席に宣言。機体からのフィードバックを自分のほうへ絞る。
GM/恭花:「了解。V機関リミッター、第二次拘束までカット」
徹哉:『とりあえず近い方から潰さねぇと、な。“クロイツフォイヤー”じゃ大雑把すぎる』
新:『すいません、赤石先輩』
徹哉:『気にすんなって。俺達には出来る事があるんだ、それをやろうぜ』
GM/凍:「…………20mm機関砲、セットアップ」(淡々と)>徹哉
新:『とりあえず、一方向は潰すので。残りはお願いします。……こちらも大雑把ですが』
新:ベルゼルクが構える。唯一の武器は、機体の全高ほどもある剣。こんなものは対人武装ではない。断じてない。
徹哉:大きく肯いて、機関砲の照準をもらう。
徹哉:『ま、撃ち漏らさない努力はするって事で……行くぜ!』
新:『了解』
GM/凍:「…………羽村は、やらせない」(頷いて)>徹哉
徹哉:『……ああ!』どの様な思惑が有ろうが、今護らねばならないのは彼らなのだから。
GM/天使派テロリスト:「? な、なんだ?」(思わず脚が竦んで、立ち止まる)
玲那:「…まずは威嚇です…当てちゃ駄目よ」
徹哉:そして、トリガーを、弾く。躊躇いも、戸惑いも、迷いも捨てて。
徹哉:まずは足下から、巻き上げる様に。逃げるならば、それでよし。
GM/恭花:「…………ッ」(何か言いたい。叫びたい。だから唇を噛むことしかできない)
新:『捲き込んでしまうのは勘弁してください。不器用なので』
新:続いた動作は極めて単純なもの。剣を振り上げつつ前へ出るだけ。兵士の一人も狙いはしない。
GM:ドガッ! と病院の庭が――文字通り、吹き飛んだ。
新:問題は。その動作の速度が、単純に音速を超えているという事だ。
GM:最初の一撃で先頭を走っていた集団が巻き上げられる。
GM:次の一撃で、後続が吹き飛ばされ、散り散りになる。
GM:その上に降り注ぐ――直径20mmの鉄の嵐。
徹哉:『弾はいくらでもあるぜ、気をつけな!』照準はあげない。
GM/天使派テロリスト:「――がげッ?!」
徹哉:あちらからずれてきて当たりにくるのに、その必要は……ない。
GM/凍:「…………」(くん、とシュトルムの腕をわずかに曲げて、掃射の方向を変える)
GM:結局、彼らは己の認識の甘さを――最も高い代価で支払うことになった。
GM:運よく生き延びた数人が逃げ出すのは、至極当然の帰結であっただろう――。
GM/凍:「…………敵、歩兵戦力の殲滅を確認」
新:ベルゼルクの機体が軋みを上げる。全体を覆うケルンが薄くなっているのと――後方に被害を及ぼさぬよう、広く展開していたためだ。
徹哉:『さて、こっちはお帰り願ったと……。玲那、そっち側からの状況はどうだ?』此処に及んで、トリガーを離す。
GM/恭花:「何で、こんな、バカなこと……ッ」
新:『三条。機体の状態と、高台の上の状況』ワリと洒落にならないフィードバックがあるはずだが、特にいつもと変わらない声。
GM/恭花:「あ、う、うん。……分かってる」>新
GM:学校の方に、強力な天使反応を感知する>玲那
玲那:「こちらから言えることはひとつだけ」
GM:そのエーテル係数は軽く3000を突破し……4000を超え。
GM:5000に、届いた。
玲那:「餌が目覚めた」
GM/凍:「…………!! 気を……つけて! 強力な、天使反応!」
徹哉:『来たか……!こっからが本番だ、気ぃ抜くなよ!』じゃっ、と十字の刻まれた二挺拳銃を抜き放つ。
新:『シミュレイターでなら何度かやってたろ。今更驚くことじゃない』<フィードバック集中とかケルン弱体化とか
GM/恭花:「……そういうことじゃないわよ。……って、何、この反応?!」
新:一瞬だけ、左の手で、白濁した左眼を叩く。小さく、何かを呟いた――ような気がする。
GM:どうッ! と屹立する光柱が、第1中学校を飲み込んで塩の柱に変える。
GM:出現する、純粋な光で構成された天使の――“影”。
玲那:「……っ…ああっ!!」
GM/凍:「…………嘘」
GM/恭花:「…………天界位階基準……」
玲那:ザッ・・・ザー・・・・
GM:それは、信じたくない事実。確定することも躊躇われる現実。
GM:目の前のそれは……“熾天使級”の反応を示している>玲那
玲那:「…う、うう… 通信機が…」
玲那:「……駄目、死んでる…」
GM/恭花:「敵、天使兵の出現を確認……ホイシュレッケが、60体……それと、それと」(言えない)
GM/羽村:『予備の回線は生きてるだろう。それを使うんだ』>玲那
玲那:「…は、はい」
GM/羽村:『起こっている事実を伝えるのがキミの任務……。まだ生きてるのに、それを捨てるのかい? ヘッセリンク軍曹』
GM:羽村の残していったモバイルから、声だけが聞こえる。
玲那:「予備の回線…在った…」
玲那:「………」
玲那:「………捨てません…」
玲那:「私は、あの子達を護らなきゃいけない…」
新:『少なくとも、実地で見たことはない相手だな』いつもと変わらない口調。に聞こえる。口調だけなら。たぶん、表情も変わっていない。
GM:がたがたと恭花が震えているのが分かる>新
GM:それは、生物としての本能的な反応だ。
GM/恭花:「あれは……あ、あれ、は、」(ぶるぶる)
新:気付く。自分の手を見る。……震えている。
徹哉:『ひゅう、よりによってVIPのおでましかい?……へっ!』
徹哉:こちらも震えてはいる……だが、それはむしろ武者震いという名の歓喜に近くて。
GM/凍:「…………行こう、……徹哉」
玲那:「大丈夫よ…」
玲那:「皆、あなた達は、一人でそこに居る訳じゃない」
GM/凍:「…………あれが敵なら……倒すだけ」(玲那の通信に、頷き)
玲那:「そう、敵なら倒しなさい」
玲那:「そして」
玲那:「仲間なら…助けなさい」
徹哉:『今更確認するまでもないさ。よし……行くぜ、凍、新、恭花!』
GM/凍:「――熾天使(セラフィム)級を確認。……交戦に、入る」
新:いつもよりずっと早く考えを纏めて、
新:『三条』
新:『機関調整よろしく。危険を感じたら零次拘束まで外して、最初の脈動上昇点で攻撃を凌ぐ。一回ならそれでいける』
新:考えてみれば。……意図して口調を落ち着かせようと、いつものままにしようとしたのは、初めてだったかもしれない。
GM/恭花:「……あ、ああ、う、え?」(言葉になってない反応)>新
GM/恭花:「…………ッ、う、うん」
GM:新の言葉に、少しだけ恭花が落ち着きを取り戻す。
GM/熾天使?:「serra,serra,serra……」
徹哉:『“連中”に少しでも言い訳できるくらいの事はしてみせるさ……さあ、出力上げるぜ、凍!』
GM:そうして――夜明け前の闇が、光に染まる……!
GM/凍:「…………V機関、出力前回! シュネルギア“シュトルム”、行く!」
GM:シーンエンド。 |
■クライマックスフェイズ/シーン2
第1ラウンド。GM:では、各自【感覚】の宣言を。
徹哉:修正込みで16
新:修正込みで12です。
玲那:5
GM:敵は、1km先にホイシュレッケ3グループ(演出上10体ずつ)のエンゲージが2個。その後ろに熾天使? のエンゲージ、となっております。
GM:PC側は、1個のエンゲージ上に存在。
GM:んでは、セットアップフェイズ。
GM:特に無ければ、熾天使? が行動しますよー。
新:自分は宣言ありません。
玲那:どーするー?
徹哉:こちらはありませんが
GM:では、熾天使が行動開始。
GM:#15c4 《聖光放射》 シーン全体攻撃
●ダイス:SOUMA:15c4=9(3,1,6,5,6,1,5,6,3,3,5,1,3,3,1)= 9
GM:9成功。うわーぬるーい(笑)。
新:GM、玲那さんには飛んで行きますか。(笑)
GM:ちなみに、玲那さんはこのラウンドは無事です(病院の上部構造物が吹っ飛ぶだけなので)
GM:次のラウンドは、こう。ね?(笑)
玲那:おお、外付け死亡ゲージが吹っ飛んだ(笑)
GM:シュネルギア組は回避せよ。
GM/凍:「…………ッ、これくらいなら!」
GM/恭花:「回避シーケンス起動ッ、来るわよ!」
新:ロゴス3点入れて《接合》宣言、さらに3点入れて回避3→4に。6点消費。
新:#30c4 <回避>
●ダイス:Arata:30c4=18(1,1,5,4,1,6,1,3,2,1,2,4,1,4,5,5,5,1,6,6,6,6,6,2,
2,1,2,3,5,6)= 18
新:『了解』音速超過の飛行機雲を曳いて、飛び来る光の雨を潜る潜る潜る潜る潜る!
GM:てっちゃんも回避するー。
徹哉:では、《接合》。
GM/熾天使?:「serra,serra,serra……」
徹哉:#12c4
●ダイス:TETSUYA:12c4=5(2,3,4,6,6,5,6,4,1,5,6,5)= 5
徹哉:ぶはぁ。
GM:あ、命中した(笑)。
GM/凍:「…………くあッ?!」
GM:えーと、差分値4だから、20(重)ダメージです。地味に痛い(笑)>徹哉
徹哉:むう、これはきつい。……よし。成功数ブースト+4。(笑)
GM:えー。一撃くらい喰らっとけ!(笑)
徹哉:断る!(笑)
GM:くそう(笑)。演出は任す。
徹哉:「させっかぁぁぁ!!」ぎぎぎぎ、と強引な軌道を描き、光の雨をかいくぐる!
GM:ホイシュレッケの群れが、ッキシャアア! と鶏のような唸り声をあげる。
GM:では、てっちゃんの番ですよー。
徹哉:戦闘移動でエンゲージしちゃいます。ホイシュレッケAグループ(便宜上)に。
GM:あいよー。《ガンフー》くるかぁ?
徹哉:いきまーす。そして《二刀流》
GM:ぎゃー!(笑)
徹哉:……《接合》しとくか。(笑)
徹哉:#17c4
●ダイス:TETSUYA:17c4=11(3,6,4,4,4,2,6,2,6,2,4,2,6,6,4,5,3)= 11
徹哉:#11c4
●ダイス:TETSUYA:11c4=7(3,3,5,2,2,3,2,2,5,6,5)= 7
GM:#17c3
●ダイス:SOUMA:17c3=4(5,4,6,4,4,3,4,1,5,5,4,1,5,6,5,1,6)= 4
GM:うお、17個も振って4つしか成功しないっ?!(笑)
GM:えーと、差分値が7と3で当たってますな。
GM:ダメージ下さいー。
徹哉:基本10。そしてクロイツフォイヤーは15……で、銃の特殊能力。でもう15(ダメージ合算)
徹哉:さらにガンフーで7。
徹哉:47でぶち抜く。(笑)
GM:47ダメージ? それは一撃で1グループ吹っ飛びますな。
徹哉:「邪魔だ、退きなっ!!!」どがががががっ。
GM/ホイシュレッケ:「ギェ、ギェギェギェ!!」
GM/凍:「…………徹哉」
徹哉:「ん?」
GM/凍:「……《制圧射撃》を忘れた…………から」
GM/凍:「…………まだ、50体残ってる」(ぼそ)
徹哉:「あー、まあな……」ぽりぽり。
GM:では、次は新くん。
新:あいよー。マイナーで戦闘移動。赤石先輩が入ってないほうの前衛エンゲージに突っ込む。
GM:ういうい。
新:『二次拘束まで解除。カウント頼む』《接合》。ロゴス3消費、さらに3消費して……技能5まで上げられましたっけ?
GM/恭花:「了解っ。リミッター、二次拘束まで解除。限定時間――30カウント!」
GM:あげられます。
新:では、5まで上げて。唯一の兵装でエンゲージを薙ぎ払うぜー。
新:#20c5 <白兵>
●ダイス:Arata:20c5=17(2,2,5,5,6,3,5,1,1,2,2,5,3,1,5,6,6,1,4,4)= 17
GM:#17c3 回避
●ダイス:SOUMA:17c3=13(1,3,3,2,3,4,1,1,2,1,2,1,3,5,1,4,4)= 13
GM:うお、すごい回避した!(笑) 4差ですね。
新:基礎値+33。(爽)
GM:うーん……37ダメージでは、落ちない(笑)。
GM:綺麗に2〜3匹ずつ残っている。
新:ロゴス9点詰みたい気分なのですが。(おずおず
GM:《アナライズ》してないし、却下ー。
新:ヤー。
新:『……しくじったな』
GM/恭花:「――こいつら、熾天使の影響を受けて、強化……されてるの?」
GM:んで、ホイシュレッケの行動ですが。いいかな?>玲那たん
玲那:えーっと。ホイの前に《感応》でうごかせたっけ
GM:できます。
玲那:じゃぁ、動かす。
玲那:目標はてっちゃん
玲那:ロゴス10消費
玲那:さらに3消費して、技能を+1
玲那:#7c4
●ダイス:RENA_H_H:7c4=5(5,2,4,6,4,3,4)= 5
玲那:成功
GM:てっちゃんが再起動しました。コマンド。
GM:自分のエンゲージのホイを頑張って潰すか、隣のエンゲージに射撃してくだされ。
徹哉:では、新のエンゲージに《制圧射撃》《二刀流》、《接合》も片方に。
徹哉:#17c4
●ダイス:TETSUYA:17c4=10(6,5,3,2,5,3,5,1,2,6,5,2,2,6,4,2,4)= 10
徹哉:#11c4
●ダイス:TETSUYA:11c4=7(2,3,3,6,1,1,6,2,1,5,6)= 7
GM:#17c3
●ダイス:SOUMA:17c3=12(1,3,2,2,6,6,3,5,2,5,2,3,2,3,2,5,2)= 12
GM:あ、回避した(笑)。
GM/ホイシュレッケ:「ぎ、ギギギィ! ギッッギ!」
徹哉:……ブースト。2で足りましたっけか。
GM:成功数3あげるのに、9点必要です<ロゴス
徹哉:では3(爽)
GM:それでも片方しか当たらないけどね。差分値1で……。まぁ、残りHP3で新くんのエンゲージ側はホイシュレッケ全滅です。
GM:さー、では行こうか。慎ましくね!
GM:では、徹っちゃんの方のエンゲージで生き残ってるホイシュレッケ2グループが行動開始。
GM:#20C4+20c4 噛み付き
●ダイス:SOUMA:20c4+20c4=13(5,5,6,4,3,5,1,1,2,4,1,5,4,5,3,4,1,1,4,5)+11
(6,5,1,6,3,4,5,2,6,6,1,3,5,1,1,1,2,5,5,2)= 24
GM:13と11で攻撃! ああ、強化型ホイシュレッケのが熾天使? より強いとはこれ如何に(笑)。
徹哉:ちい(笑
GM:回避してくだされ。
徹哉:#9c4
●ダイス:TETSUYA:9c4=6(5,5,5,2,2,2,3,3,2)= 6
徹哉:#9c4
●ダイス:TETSUYA:9c4=6(6,6,2,5,1,3,4,4,1)= 6
徹哉:どちらも6。
GM:差分値7と5ですか。
GM:では、17点と15点をプレゼント>徹哉
GM/凍:「…………きゃああああッ?!」
徹哉:それぞれに《八重垣》!
GM:がしがしがしがし、とホイシュレッケに集られ、喰いつかれるシュネルギア:シュトルム。
GM:それは、新の記憶に深く刻まれたあの光景を思い起こさせる……。
徹哉:「こいつら、ただのザコじゃねえな……おら、離れろっ!!」ぶわんっ。
GM:ダメージ割り振りはお任せ>てっちゃん
徹哉:合計31はキツイ……。機体の装甲で19、軽傷で7、致命傷で1、自分の軽傷に4で。
GM:玲那ちん行動どうぞ。
玲那:えーっと
玲那:取り敢えず全力で脱兎の如く逃げるしか(笑)
玲那:人の脚だからあんまり変わらないがー。
GM:1ラウンドで2km以上移動できる手段が無ければ、撃たれますが(笑)>玲那ちん
玲那:無茶言うな(笑)
玲那:《感応》も使っちゃったし……待機で。
GM:……では、ラウンド変えましょう。 |
■クライマックスフェイズ/シーン3
第2ラウンド。GM:セットアップ飛ばして、熾天使? が行動しますが。
GM:玲那さん、どうします?
玲那:取り敢えず、《感応》します。
玲那:さっきと同じくロゴス総計13使用
玲那:#7c4
●ダイス:RENA_H_H:7c4=6(5,1,1,1,3,4,1)= 6
玲那:成功、アラタ動け―
新:OK。[戦闘移動]で前進。熾天使? とエンゲージっ。
GM:ういうい>新
GM/恭花:「敵のエーテルの流れが……玲那さんからデータが来た!」
GM/熾天使?:「serra,serra,serra……」
新:『赤石先輩なら持たせられる……俺に来たのは、』どういう意味か、という言葉を飲み込んで。
新:『一次拘束まで解放。持たせるだけ持たせて』
GM/恭花:「ッ、分かった。やってみるけど……」(不安そうな声)
新:『シミュレイターじゃ、成功率9割超えてただろ。同じだよ』
新:いつもと変わらない声で。フィードバックを絞り込み……《接合》、<白兵戦闘>4→5でロゴス6消費。
新:で、玲那さんと羽村先生、赤石先輩のダーザイン昇華した上で、ロゴス100点叩き込んでダイスブースト。
GM:おおっ。
新:#120c5+26
●ダイス:Arata:120c5+26=100(5,2,2,2,1,2,5,6,4,3,1,3,6,1,1,3,1,4,3,4,1,2,3,
3,6,1,2,3,6,1,4,5,2,1,5,4,1,2,3,3,3,1,3,2,2,2,5,2,3,1,5,5,6,2,4,5,6,6,2,5,
4,3,2,4,1,6,6,2,2,2,6,1,1,2,6,4,2,6,1,6,3,3,4,2,3,6,6,2,1,2,3,5,4,1,3,3,2,
4,2,2,4,6,2,4,2,1,3,1,3,1,5,2,6,6,1,6,3,6,2,2)+26= 126
新:あ。出目だけで届いてやんの。(笑)
GM:がらーんごろーん
徹哉:がらんごろーん
GM:はははッ、熾天使は回避なぞしません! ダメージ来なさい!
新:159点。音速超過の飛行機雲を、殆ど機体から直に曳きつつ、巨大な剣を真っ向から叩きつける!
玲那:「っ…きゃぁッ!?」
GM:おおー、何とかまだ浮いているな。
徹哉:「ひゅう……」
GM/熾天使?:「――――」
新:って、あ。このタイミングで宣言しないと間に合わないんでしたっけね、《連撃》。
GM:がふ!(笑)。
GM:さ、さぁ来い!(ガクブル)
GM:ケルンごと“エンペールング”が熾天使? の霊体を叩き、砕く。
GM/熾天使?:「――――くん」
GM:ふと、脳裏に響く。
GM:誰かの、声。
新:顔を――歪みそうになって、ゆがめない。知っていることだ。判っていたことだ。だから――
GM/恭花:「新くん、――あれ、は」
新:……【故郷からのあこがれ】と【八坂凍からの連帯感】を昇華。ついで、ロゴス50点入れてダイスブースト、その上で《接合》宣言。
GM/熾天使?:「――らた、くん」
新:……いや、待てよ。ロゴスは24点ダイス、《接合》と技能レベルに合計6点、にしときます。
GM:2人の少女の声が、重なる。
GM:ういうい。
新:#44c5+20
●ダイス:Arata:44c5+20=36(1,6,4,6,2,3,5,4,6,6,4,1,1,4,1,3,5,3,6,5,1,2,5,5,
4,3,3,1,6,3,4,3,3,3,4,6,4,2,4,3,6,3,5,2)+20= 56
GM:いや、だから回避しないんだって!
新:回避ナシなら、これにてダメージは……89点!
新:残存ロゴス80の、アガペー533。(メモ)
GM/熾天使?:「――ありが、と…………ぅ」
GM:ばふぁッ! と。
GM:まるで何かの冗談のように、熾天使級天使兵と思われたほどのエーテルのカタマリが、その一撃で吹き払われた。
GM/恭花:「…………敵天使兵、殲滅を確認」(震える声で)
新:「…………」コックピット内。無言で一瞬うつむいて、左眼に手を――伸ばしかけて操縦桿へ戻す。
GM:てことで。てっちゃんの番です
徹哉:「さて、主役もヒロインも降りた。……三下にもう用はねぇっ!!」
徹哉:「失せろ、ゲス野郎!!」
徹哉:マイナーで弾薬補充
GM:がしゃこん、と予備弾倉が。
徹哉:メジャーで……射撃技能を5に(三点)
GM:ういうい。
GM/凍:「…………徹哉。左右に撃ち分けて、それで、終わり」
徹哉:「応!!」
徹哉:《制圧射撃》《二刀流》《接合》×1(三点)、Lv5のダーザインを全て昇華
徹哉:ダイスブーストにロゴス100。(笑
GM:そ、それだけで撃破されている気もしますが(笑)。まぁざっくり振るべし。
徹哉:#117c5+60
●ダイス:TETSUYA:117c5+60=100(5,4,6,3,2,3,6,3,4,3,2,5,2,6,6,1,6,4,5,4,4,6,
6,5,2,1,1,3,3,1,4,2,4,1,2,2,4,5,1,3,1,5,5,5,5,2,3,3,3,5,2,6,2,3,5,2,4,4,2,
1,3,1,2,2,4,2,2,3,3,2,2,1,4,1,3,3,5,2,1,4,4,1,1,2,6,5,4,5,1,1,4,2,6,2,1,5,
6,1,6,4,6,5,6,6,6,3,1,6,2,2,1,4,3,2,5,1,1)+60= 160
新:りーんごーん
徹哉:#11c5
●ダイス:TETSUYA:11c5=9(1,6,4,2,1,1,1,3,4,6,3)= 9
GM:うぎゃー。それはダイス目だけで消し飛びます!
GM:ドパパパパッ! と派手に二丁拳銃が唸り、叫ぶ!
GM/ホイシュレッケ:「ギエエエエッ!!」
徹哉:銃口を押し当て……る寸前まで肉薄させ、ホイシュレッケの群れに的確な致命傷を与えていく!!
GM:そうして、気がつけば夜明け――。
GM:すべての“天使”は、殲滅されていた。
GM:戦闘終了です。 |
■エンディングフェイズ/シーン1 「刹那の茶目っ気」
シーンPC:徹哉。GM:NPCは凍でしょうから、場所をご指定ください。
徹哉:んー……瑞穂に帰って、始末書でも一緒に作ってます?(笑)
GM:ではそれで(笑)。 GM/凍:「…………徹哉、次の書類」
GM:黙々とペンを走らせる凍。
徹哉:「応。えー、この度は云々かんぬん───」
GM:帰還した2人を前に、鬼の形相でにこやかに笑うアクシアたいちょーは。
GM:ここぞとばかりに、たまっていた報告書の整理まで押し付けてきたのであった。まる。
徹哉:「なんか多すぎじゃないっすか、アクシア隊長」
GM/アクシア:「あにが?」(ジト目)>徹哉
徹哉:「いえなんでもありません」棒読み>アクシア隊長
GM/凍:「…………20mmの使用報告と消費報告が合ってない」(ぺいっ、と突き帰してくる)>徹哉
徹哉:「って、げ。……まいったな、正確な弾数幾つだったっけ」ぼりぼり
GM/アクシア:「言っとくけど、この山を片付けるまで今日は帰さないわよ?」
徹哉:「へーい」
GM/凍:「…………徹哉」(くいくい、と裾を引っ張る)
徹哉:「……なんだ?」小声。
GM/凍:「…………徹夜」(うんうん、と頷いている)
徹哉:「………………」
徹哉:「ぷ、ぷっ……あはははは、はははははっ!!」
GM/凍:「…………がんばろ?」
徹哉:ばしばしばし、と机を叩き凍の頭をむぎゅ。
徹哉:「ああ、がんばるがんばる」ぎゅー>凍
GM:ちょっとだけ、表情を緩めて笑う凍。
GM/凍:「…………うにゅっ」(ぎゅっとされて)
GM/アクシア:「むぅ、やっぱり何気にラブラブねアンタたち」
徹哉:「……怒るかと思ったんすけど、茶化しますかそこで」>アクシア隊長
GM/アクシア:「アタシはいーわよ? ちゃんと仕事さえこなしてくれればね」
徹哉:「へいへい、不祥徹哉、凍と徹夜して頑張りますよ、っと」凍を解放し、作業に戻る。
GM/アクシア:「ほんっと、あの男も何考えてるんだか……」
GM:ふと、窓の外、医務棟を見やるアクシア。
徹哉:「………………ま、いいか」一瞬医務棟を見たが、直ぐに書類に視線を落とす。
徹哉:今は、自分の出る幕ではなさそうだ……。(以上)
GM:そうして……赤石徹哉は、すぐにその思いを裏切られることに?
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン2 「ういろー」
シーンPC:玲那。GM:ヴィヴリオの執務室。
GM:すべての報告を、ヴィヴリオは黙って聞いていた。
玲那:「……これが、今回の事件の全容です」
GM/ヴィヴリオ:「……被検体No.04か。そんなものがあの街に眠っていたとはな」
GM/ヴィヴリオ:「だが、解せない点が2つあるな」
玲那:「……2つ?」
GM/ヴィヴリオ:「1つ目は、“天使派”を教唆したと思しき連中の存在だ」(←学校の方の爆破音のことと思われる)
玲那:「あとひとつは……」
GM/ヴィヴリオ:「2つ目は……。そもそも、何でこんな物騒な状況に、ただの軍医(棒読み)が首をつっこんでいるか、だな」
GM/ヴィヴリオ:「ヘッセリンク軍曹。……貴官は、どう考える?」
GM:机に肘を着き、腕組みをして聞いてくる。
玲那:「……ただの軍医、という認識が間違っている」
玲那:「そう、改めて考えるしかありません」
GM/ヴィヴリオ:「やはりな。……すべての状況がそれを物語っている、が」
GM/ヴィヴリオ:「奴の尻尾を踏んではみたものの、引き倒すにはまだ足りない、か」
玲那:「……曲者だ、とはこの基地の皆が言う言葉です」
GM:立ち上がり、背を向けて滑走路を眺めるヴィヴリオ。
GM/ヴィヴリオ:「ヘッセリンク軍曹」
玲那:「はい」
GM/ヴィヴリオ:「奴は……何のためにここ(瑞穂基地)に居るのだろうね?」
GM:あるいは、それは確認の言葉。であったのかも知れない。
玲那:「……ここに、価値が無いからではないでしょうか」
GM/ヴィヴリオ:「…………」(先を促す)>玲那
玲那:「あの人にとって、この場所は……私たちは、まるで価値を為さない」
玲那:「使い潰す気なのか」
玲那:「価値を見出したがっているのか」
玲那:「……自らを無価値なものに埋もれさせたいのか」
玲那:「……あの人でない私には、計り兼ねます」
GM/ヴィヴリオ:「……なるほどな」(頷いて、振り返り)
GM/ヴィヴリオ:「ところで軍曹。……ういろうは、手に入ったかい?」
玲那:「ふふふ」
玲那:「まーかせて下さい、びっちりばっちり!」
玲那:「この中に……」
GM/ヴィヴリオ:「よろしい。ならばお茶を淹れてくれないか?」
玲那:「…………あれ?」
玲那:「……な、無い!?」
GM/ヴィヴリオ:「たまには甘いものでも食べて、心を落ち着かせ……ん?」
玲那:「ういろうが、大佐!」
玲那:「と、盗られましたぁぁぁぁッ!??!」
GM/ヴィヴリオ:「…………ヘッセリンク軍曹(#)」
玲那:「いや、その……あの」
GM/ヴィヴリオ:「とりあえず、あの軍医を締め上げて来い。今、直ぐに、だ!」
GM:びしッ! と杖で玲那を指すヴィヴリオ大佐(笑)。
玲那:「…さー、いえっさー!」
玲那:どたばたどたばたどたばたがしゃーーーーーーーーん
GM/ヴィヴリオ:「やれやれ……」(見送って)
GM/ヴィヴリオ:「それにしても、感心しないな羽村総司……」
GM/ヴィヴリオ:「いつの世も、キミのような生き方をする男は、碌な死に方をしない……」
GM:すとん、と席について。
GM:写真立てに視線を落とし――。
GM:シーンエンド。 |
■エンディングフェイズ/シーン3 「戦う意味」
シーンPC:新。GM:NPCは決定でしょうが、場所は希望があるかな?
GM:医務室でもいいよ?(笑)
新:羽村先生? っていうボケは置いておいて。……いやいや。(笑)<医務室
GM:なぜかニナさんだけとか(笑)。
新:私室云々ではないし。……訓練場の、フライトシムの置いてる屋内とかで。
GM:うい。
GM:では、“出張”から戻った翌日から、やっぱりアクシアたいちょーの容赦ない訓練メニューはてんこ盛りだ。
GM:特に、戦闘記録を見たアクシアからは「踏み込みが、あっまーい!」の一言。
GM:おかげで、延々とホイシュレッケ相手の白兵戦を
GM:…………まぁ、どうにか終わったところ。
GM/恭花:「…………ふ〜〜〜〜」(大きく、息を吐いて)
新:考えてみれば午前中いっぱい、シミュレイターから出ていなかったりした。
新:「そろそろ、昼だな」
GM/恭花:「そうね、お昼ね」
GM:あれから、何となく恭花は元気が無い。
GM:いろんなことがあって、後味の悪さが苦い澱のように溜まっているような……そんな空気。
新:シミュレイターを開けるでもなく、また、少し黙り込む。何か考えている。
新:「その前に、少し時間を貰えるかな、三条」
GM/恭花:「? 別に、いいけど……」
GM:何よ、と言いたげな感じの視線を向けつつ、ベンチに座る。
新:「松平で聞かれた話なんだが」
GM/恭花:「うん」
新:横に腰を降ろす。別に何をどう気にしているというわけでもない。
GM:ちょっと居心地悪そうに身体を揺らす恭花(笑)。
新:「……いいか」
GM/恭花:「何よ。……いいたいことがあるんなら、さっさと言って」
GM:じーっ、と睨むでなく見つめるでなく。微妙な視線。
新:「あれからだいぶ考えてみたんだけど」
GM/恭花:「答えが出ませんでした。とか言ったら張っ倒すわよ?」(つーん)
新:「いや、答えは出た。単純だったんだ、考えてみれば」
新:三条のほうを見る。
GM/恭花:「…………?」(頭の上に、小さめの#マークとおっきな?マーク)
新:「俺は、どうも、戦う理由がない」真顔で断定する。
GM/恭花:「…………はぁ?」(唖然とした顔)
新:「たとえば」
GM/恭花:「何よ、それ。だったらそんなの……っ、そうじゃなくて、ええと」
新:「松平は俺の故郷だったんだ。あそこで十三年暮らした。思い出だってあった。知り合いもいた。友達も、家族もいた」
新:淡々と喋り続ける。
GM/恭花:「…………ッ」(黙って聞く)
新:「あの日にみんな死んだ。死んだと思ったさ、それは、少なくとも。けど、俺は生き延びて、生き延びたあとに」
新:「……泣かなかったんだな」
新:「怒りもしなかった」
GM/恭花:「……そう」
新:「ああ、もちろん、笑ってたわけでもない」念のためか、真顔で付け足す。
GM/恭花:「だったら……、新」
GM:ぐっ、と身体ごと、こっちを向いてじっと見つめてくる。
GM/恭花:「戦う理由が無いんなら、私が作ってあげる」
新:「……?」
GM/恭花:「私のために、戦いなさいよ。――いっしょに、天使をみんなやっつけるまで」
GM/恭花:「ッ、シュネルギアは、私だけじゃ動かせないんだから! だから新が居ないと困るからっ!」
新:「……いいのか、俺みたいな相手に、そんなこと言ってしまって」
GM/恭花:「それだけだから! ……か、簡単でしょ?」
GM:目線だけを床に落として。
GM:心なしか、頬が紅い気もする。
新:「若し、三条が先に死んだとして……そのとき昔のことを考えれば、俺はたぶん、」
GM/恭花:「……泣いて、くれない?」
GM:ふと、哀しげな自嘲的な微笑を。
新:「……若し、俺が先に死んだら」ふと、思いついたように。
GM/恭花:「……私だって、泣かないわ」
新:「三条は、怒るだろうな」
GM/恭花:「怒らないわよ、別に。そんなことあるはずないんだから」
GM:すっくと立ち上がり。こちらに顔は向けてくれない。
GM/恭花:「私は死なないし。……あなたも死なせない」
GM:くるっ、と向き直り、ぴっっと細いひとさし指を向けて。
GM/恭花:「――私のために戦うってのは、そういうことよ?」
GM:約束、してくれる? ……と、ささやきが聞こえる。
新:「……難しい。何せ、相棒があれ(ベルゼルク)だし、俺も強いとはとても言えない」やっぱり真顔。
GM/恭花:「――っ、このリアリスト! 根性なしっ!」(がーっ!)
GM/恭花:「あ、あなたがそんなだったら! あの娘だって浮かばれな――」(はッ、とした顔)
GM:あ。うー、と固まり、唸って。
GM/恭花:「さ、先に食堂行ってるから! ちゃんと食べに来ないと、承知しないから!」
GM:だっと、逃げ出した(笑)。
新:「三条、ちょっと待った。ひとつ、根本的な誤解をしている」
GM:ぴた、と止まり。
GM:うー、と唸りながらじっと見ている。
新:「難しい、とは言ったけど、やらない、とは言っていない」
GM/恭花:「!」
GM:そのまま、たたたたーっと足音が遠ざかっていく……(笑)。
新:「気概以外のところで空約束になるかもしれないし、このとおり気概なんてないような――」言いかけて、言う相手がいないので言葉を切る。
GM/羽村:「いやー、若いっていいねえ、やっぱり」
GM:くっくっく、と笑いながら現れる、瑞穂基地軍務中尉。
GM/羽村:「ま、とっとと追いかけてあげるんだね。……本当に、彼女を戦う理由にしたいんなら、さ」(ウィンク)>新
新:振り向いて、羽村を見て、数泊ロード時間。不意打ちには対応なし。
GM:もぐもぐとういろぅを食べている。
GM/羽村:「食う?」
新:「昼食前ですから。……持ち帰りはできますか」
GM:桜色のを1本、ほれっと手渡す。
GM/羽村:「女の子は甘いものに弱いからね。それをダシに仲直りするといいさ」
GM/羽村:「あ、俺からのお土産ってことは、内緒にな?」(わしわし、と頭を撫で)
新:「お気遣いありがとうございます。どうも、色々と人付き合いが苦手で」発言内容はともかく、アタマかきまわされつつも、かちっと整った礼をして。
新:「それでは失礼します。たぶんまだ追いつけるとは思うんですが――」と、踵を返して、ういろう片手に真顔で走り出す。
GM/羽村:「まぁ、悩め悩め若者よ――。悩んだ分だけ、キミたちは強くなり生きていけるのだ……なーんてね」
GM:ぽいっ、と爪楊枝をゴミ箱に放り込み。
GM/羽村:「さて、午後からはT−Xの診察だっけ。……どうしたもんかねえ」
GM:しゅぼ、とタバコに火をつけて。
GM:シーンエンド。 |
■アフタープレイ 【経験点計算】
菅沼新@satmra:6点
玲那・H・ヘッセリンク@Cyphiss:6点
赤石徹哉@ALC:6点
GM@相馬斉遠:18/3=6+1=7点
【雑感】
GF誌10期1号の、羽村総司の記事を踏まえた上で構築されたセッション。
日頃、飄々と軍医と二重スパイの草鞋を履きこなしている彼の真意は何処だろうか――を、表現したくてぜんぜん出来てない(笑)。まぁ、それが羽村先生というものなのだろう。
では“憂鬱”なのは何だったかといえばシナリオの展開そのもの。天使化しかけた元クラスメイトを、態々暴走させて“黒い天使核”の暴走データ取りに使ったり、生身の人間がシュネルギアに特攻してきたり(せめて指揮官がカテジナさんなら……!(をい))、凍はいつもどおり凍だったりと酷い展開である。もちろん、シーンで描写されないところで羽村先生は敵の人間をばしばし闇討ちしているわけで……。
まともな感性のまま叫んでいる故に、ひたすら上滑りしている三条恭花嬢がもうひとつの見所、という時点でかなり壊れている状況。その分、弁えて行動できている玲那の方がよりオトナであるのかも知れない。
確信犯的に“戦争”を遂行する徹哉。よくも悪くも状況を“理解”していない新との対比もあって、実にカタルシスの無い酷い状況のままお話は集束していく。まさにメランコリック。――救いがあるとすれば、それでも最後に微笑んだろう新の元クラスメイトと、「私のために戦え」と言い切った恭花の成長だろうか。
さて、ここから先は考察としての取っ掛かりでもある。
羽村総司の妹は“統一帝国系の”幼年学校に通っているときに、“原因不明の”天使化を起こして死んだ。これが、キャラクター造形的に『うしおととら』の秋葉流をモチーフとしながら彼とは決定的に違う羽村総司の原点、“何でもできる天才が本気になった”理由である。
ゆえに私は、このお話で彼が玲那に語ったこと――瑞穂基地にもギアドライバーにも、何の価値も見ていない――は、真実だと考えている。何故なら彼の目的は……。
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エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠
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