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◇ 第67話『少年少女の決闘法』◇

「こういうの、“メカに愛されてる”っていうんでしょうかね?」
――アレクセイ・レヴォントゥリ

 

クライマックス:シーン1///エンディング://
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


■クライマックスフェイズ/シーン1 「Continue...?」
 マスターシーン。
登場可能。

GM:爆発の余波で、弱々しく明滅する電灯の下。白く煙を上げるシュネルギアの前で。茜は、一人立ちすくんでいた。
GM:手の中には、ちっぽけな計測器。無理やり取り付けていった、エーテル計測器の端末がある。……遠目にも、画面に光はない。
GM/茜:「エーテル反応が活動可能域を下回ってる……V機関か、伝導装置がやられちゃったんだ……」
GM/茜:「もう、これじゃ……こいつ、飛べないや……」
要:茜の脇で、立ちつくしてスオウを見てます。
GM/茜:「要……ごめん、ごめんよっ、……あたしのっ……せいでっ……」涙声。
大地:「随分あっさりと匙投げるんだな」
GM/茜:「言ってくれるね。でも、無理だよっ……シュネルギアのことは、あたしが一番よく知ってるんだっ」>大地
アレクセイ:「諦めるのはまだ早いんじゃないか?」かつ、かつと闇の中から軍靴を響かせて登場
要:無言でスオウに近づいていく。
GM/茜:「機体中枢がやられちゃってるんだよ? 替えのパーツができるまで、どれだけかかるかっ……」
GM/茜:「もう、奇跡でも、起きない限り……」
要:「……起こしましょうよ、奇跡を?」目はスオウを見すえたまま。茜に
大地:「奇跡ってのは願うもんじゃなく、自分から起こすもんってな」
GM:……さて。要くん。
要:はい?
GM:キミに、<エーテル>で判定を要求する。難易度は[秘密]。
要:ちと計算を。5レベルは解禁ですよね?>GM
GM:解禁です。>要
要:むー、期待値100を超えようとするとマスケンヴァる(笑)
大地:ダーザインの昇華を使うんだ!
要:あ、それはもちろん込みで考えてます。あまり使いすぎると今後役立たずに(汗)。
要:アレクさんに<演説>とかもらえたりできません?(笑)<弱気
GM:そうですね、アリとしてみましょうか。しかし、入れなくても届きませんか?(笑)
アレクセイ:いや、出してもいいんだけど……要、キミには確か“オニの血”の特徴が無かったか?(笑)
要:では、ロゴス3消費で<エーテル>を4>5に。ダイスブースト105。紀央とスオウのエーテル修正はありですか?>GM
GM:そうですね。この場合、アリ、としましょう。
要:念のため、【亡き母親からの純愛】3のみを昇華。合計して127の5レベル判定+6で
要:鳴らせ勝利の福音! #127C5
●ダイス:kaname01:127c5=103(1,5,6,3,6,3,4,2,1,2,4,3,2,6,2,1,
3,6,1,1,6,5,3,2,2,4,4,4,1,3,2,1,3,6,6,6,4,5,6,4,1,6,2,2,4,4,
5,4,4,1,6,6,4,1,4,5,1,5,6,5,2,6,6,3,4,6,1,6,5,4,6,3,4,4,4,4,
5,4,5,1,1,1,3,2,1,5,1,4,3,6,1,3,6,3,5,2,4,5,3,5,5,2,6,3,3,5,
4,1,1,6,5,3,1,4,3,6,1,2,1,4,3,2,6,5,3,1,5)= 103
アレクセイ:りーんごーん。
アレクセイ:りーんごーん。
要:昇華分で+6で109。鳴らしましたー。
GM:りーんごーん。
GM:ピン。と、茜の手の中の端末が音を立てる。
GM/茜:「……あ」
GM:スオウの両目に、弱々しいながら、光が点る。
GM/茜:「これっ……て……!」
要:「……スオウも僕も、まだ諦めてませんから」と、茜の方を振り返ります。
大地:「流石だ。動きゃこっちのモンだぜ!」
GM/紀央:「この子は、まだ、生きています。……意志があります」
GM/リトス:「いける。……これなら」
要:「言ってます、スオウが。茜さんの想いに応えようって」
要:「紀央先輩や僕と一緒に、戦わせてくれって!」
GM/茜:「……要、大地、紀央、リトス……」

GM:と。表から、どやどやどやどやと声が近づいてくる。
GM/加賀:「茜さん、さっきの爆発はなんで……うわ、こりゃ酷えっスね」
GM/シバ:「おーい、作業台、二番ハンガーから引っ張って来い! あと、パーツの予備もありったけだ! こないだバラしたトラバントがあったろ!」
GM/茜:「み……みんな……っ」
要:「だから……ダメだなんて言わないで……がんばりましょう、茜さん」茜の手をぎゅっと両手で包むように握りしめたりしてみます(笑)
GM/茜:「あ……」なんか、今まではそうでもなかったのに、いきなりちょっと赤くなってみたりして。
要:しかし茜の表情の変化には気づきません(笑)<要
GM/中島:「おう、夜遅くまで、監督ご苦労さん」こんな夜中でも、ツナギ姿の痩せた壮年が。>アレク
アレクセイ:「ねえ、班長。完全に壊れかかってたスオウがね、動いたんですよ」>おやっさん
アレクセイ:「こういうの、“メカに愛されてる”っていうんでしょうかね?」
GM/中島:「ばっきゃろう。相棒に思い入れのねェ人間がいてたまるかよ?」頬を歪めて笑い。>アレク
大地:「よし、俺らは緊急に備えて、スオウが動けるようになるまでの間、タイフーンのコクピットで待機すっぞ!」リトスに。
GM/リトス:「了解。……大丈夫、こっちは無傷。向こうで頑張ってもらえればいいみたい」<タイフーン>大地
アレクセイ:「さて、と……。それじゃ班長、後はお願いします。僕はちょっと気になる事があるんで、最後の準備にかかっておこうかと」
アレクセイ:そのまま、ハンガーを立ち去っていきます。退場扱いで。
要:「紀央先輩、手伝ってください。今日は夜食がたくさん必要になると思いますから!」
GM/紀央:「はいっ。能ある鷹の爪を振りかける刻はいまですっ!」
要:「あ、味見はちゃんとしましょうね?」
要:と、厨房に向かって駆け出します。<夜食作りのために
要:ここも戦場。ただし整備の人たちの。ならばできうることは、ここに留まることではなくて、せめてもの感謝と支援を。
GM/中島:「おら、ぼさっとしてるんじゃねえッ! 明日の朝までにゃ仕上げるんだろうがッ!」吼える。
GM/中島:「俺ァ、お前を、約束を破るような女に育てた覚えァねえぞッ!」
GM:茜は、ぐっと気合を入れて、顔面に自分でぱぁん、と張り手を入れて、
GM/茜:「……いいかッ! やんなきゃなんないのは、全速で最高の仕上げだッ! もたもたしてたら海に叩ッ込むぞおッ!」
GM:爆発とは違う、気合のこもった声が、シュネルギアハンガーをもう一度揺るがせた。
大地:「――――こんなハデな贈り物、やってくれるじゃあねぇか」コクピットて呟く。
GM:シーンエンド。

■クライマックスフェイズ/シーン2 「GET READY――」
 シーンPC:要。

GM:決闘当日。
GM:白く陽炎に揺らぐ滑走路。要と紀央、それに茜は、マーク・スタードラインと対峙していた。
GM:各々の背後には、各々の人間戦車。
GM/マーク:「ハハァン。よく怖気づかずに来ましたね。そこだけは褒めてさしあげましょう!」大げさに肩をすくめる。
GM/マーク:「しかし! あなたは、その動機が勇気ではなく無謀と蛮勇であることに気付くのです!」
GM/マーク:「この! ボクの! ジェットギアによってねぇ!」
要:無言で、ただマークを見据えている。
GM/マーク:「……そして茜さん。あなたはボクのものになるのです」ぴ、と薔薇の花を差し出す。空気を読まない、それだけを見れば無駄に完璧な甘いスマイル。
GM/茜:「大丈夫。要のシュネルギアは万全だよ。新パーツはダメになっちゃったけど、今までで最高のデキさ」
要:「……確かに僕の動機は勇気じゃありません。けど無謀でも蛮勇でもありません」>マーク
GM/マーク:「ほほう。ならばなんだというのです? ブシドーですか?」
要:「それを証明するためにも……あなたを、叩き伏せます!」おびえていた数日前とは別人のような顔で静かにマークを見据える。
GM/マーク:「はは、いいでしょう。無力さを、イヤと言うほど教えてあげますよ!」
GM:マークは昇降用ワイヤに飛び乗り、一気にコックピットへ。
要:「茜さん……眠くないですか?」
GM/茜:「ん。大丈夫。なんか、こうなっちゃうともう、眠ろうにも眠れないカンジ」にっ、と笑って。
GM:不意に、顔を顔に寄せてくる。
GM/紀央:「あらあら、まあまあ」頬に手を寄せて見守っている(笑)。
要:「な、なんですか!?」素の少年に戻って顔を赤くして。
GM/茜:「……要」
GM/茜:「絶対に、勝ってこいよ」
GM:近づく顔。息がかかるほどの――
GM:こつん、と額と額をぶつけて、目と目を真っ直ぐに合わせて、茜はそう言った。
要:一瞬、間を置いてから。再び先ほどの真摯な表情になって「はいっ!」と力強く。
GM/茜:「よしっ! じゃ、行ってこいっ!」たたたた、っと、滑走路から駆け出していく。
アレクセイ:『あ――……そろそろいいかな、皆? 発進準備が出来次第、各自離陸。ポイント308にて模擬戦闘を開始する』
GM/紀央:「要さま。いよいよ負けられませんね」きりり。
要:「はい、がんばりましょう、紀央先輩」
要:コクピットに乗り込んで。「了解です、アレクセイ中尉」
アレクセイ:『なお今回は、審判役として中島茜くんにホルテンに同席してもらう。スタードライン中尉、宜しいか?』
GM:マーク『ええ、構いませんとも』ハハァン、と鼻を鳴らして、肩でもすくめるのが目に見えるよう。
要:と、思い出したように。「そうだ中尉」>アレクセイ
アレクセイ:『……と、何かな?』>要
要:「前に話してくれましたよね、シュネルギアは2人で操って一人前だって」
アレクセイ:『ああ』>要
要:「なら思うんです、今の僕なら絶対に負けないって」
要:「だって、今のスオウには僕や紀央先輩だけじゃなくて、茜さんや烏丸先輩、エングリオ先輩、それに中尉や整備の人たちの想いがこもってます」
要:「だから……今の僕たちは絶対無敵です!」
アレクセイ:『ならば見せてやるといいさ。全力でぶつかっていけ!』
アレクセイ:『ホルテン、発進。シュネルギア及びジェットギア、続け!』
要:「シュネルギア“スオウ”アップファールト!」 大空に舞うスオウ。
アレクセイ:爆音を上げて飛び立つ、ホルテンXXB。その後ろに、二機の鋼の巨人が続く、という感じで。

GM:ではまず、スオウとジェットギアのタイマンと参りましょうか。簡易戦闘ゆえ、セットアップなし。
GM:本来はこっちのが感覚高いんですが、“殴りたい”か“殴られたい”か選んでください。(笑)>要
要:了解です。
要:殴られるふりをしつつIIでカウンターを希望(笑)
GM:OK(笑)。じゃあ、行くぜー。
GM/マーク:「はは、その機体で、果たしてどこまで頑張れるものか。見せてもらいましょう。さあ、踊りなさい!」
GM:長砲身の砲が、ゆったりと照準される。破壊の光が充填される。
要:「僕は……きっとあなたには銃でも剣でも適わない」>マークに通信
要:「けどそれでも……あなたには負けないっ!」
GM/マーク:「矛盾していますねェ。スペックで劣るものが勝てる道理など――ありませんがァッ!?」
GM:#16c5 <砲術戦闘>5 ダメージ:+29
●ダイス:sat_GM:16c5=15(5,5,2,3,5,5,2,3,3,6,5,3,3,4,2,1)= 15
要:「僕では勝てない……だからっ!」
GM/紀央:「要さま……トラバント、征きますっ!」
要:目をつむる。想い描くはシミュレーションで何度もみた、自分の先輩の得意技。
要:「紀央先輩、サポートをお願いします」
要:自分が撃ち返すのではなく、烏丸大地が撃ち返す様をイメージして、トラバントジステムIIを繰る!
要:な、訳で[突き返し]ます
要:3使って技能を5に。ダイスブーストは+10で。
要:#27C5
●ダイス:kaname01:27c5=19(2,1,1,4,5,6,4,6,1,2,6,2,3,2,1,1,6,1,6,3,5,2,2,6,2,6,6)= 19
GM:だ、ダメージいくつ?(笑)
要:差4+17で21です。
要:性格はヘタレでもスペックは高めですよ(笑)<要inスオウ
GM:ぐあっ。……く、くうっ。HPで受ける……射ち出された光の刃が、ジェットギアの装甲を深く穿つ!
GM/マーク:「オーノゥ! アンビリーバボォ、不条理です! どうしてそんな動きができるのですか!? 機体中枢を破壊されて、まともな機動性を保てる筈がッ!」
要:「っ、どうしてそれを!?」気づいてなかった要くん(笑)
要:さて、こっちの番ですか?>GM
GM:あいや、イベントフラグが立ったので、ここでシーンが切れます。(笑)
要:了解です。
GM/マーク:「く、ええい、いいでしょう! どんな魔法を使ったのかは知らないが、精神主義では埋められない、決定的な技術格差というものを教えてあげます! ……来たれ、御使いよ!」
GM:その言葉と同時、瑞穂基地全体に、防空圏への侵入を告げるアラートが鳴り響いた!
GM:シーンエンド。


■クライマックスフェイズ/シーン3 「Round 2 Fight!!」
 シーンPC:大地。

GM:ホルテンで待機していた“タイフーン”のコックピットに、けたたましいアラームが鳴り響く。
GM/リトス:「……天使反応! 大地、来たっ。今度こそ……っ!」
大地:「ま、アイツが情報どおりなら当然そうなるよな。――タイフーン、出るっ!」
GM/リトス:「うんっ。今度こそ、絶対に……負けないっ!」
アレクセイ:「さて、と……ここからが正念場か」
要:「紀央先輩、トラバントIX、V、IV、VIIをIIに続けて射出、展開を!」
GM/紀央:「はい、参りますっ!」
要:スオウを中心に陣形を組む5つのトラバントジステム。
GM:蒼穹に舞う二機のシュネルギア。煌く砲門。
GM:それと対峙するように浮かぶのは――対空防御を潜り抜けてきた、無数のホイシュレッケ!
GM/マーク:「二対一ですか。いいでしょういいでしょう! アレで無力化できなかったのは誤算でしたが、ちょうどいいハンディというものです!」
GM/マーク:「シュネルギアの性能は把握しています。全てがボクのジェットギアには及ばなァい! 出力装甲機動性中枢演算装置の性能そしてェッ!!」
GM:ジェットギアの背後に、三体のホイシュレッケが回り込む。そして、大きく展開したジェットギアの翼に融合していく! 勢いよく噴き出す白い羽毛――!
GM/マーク:「見なさァい! これが合衆国の最新鋭兵器、ジェットギアシリアル01 ――Non、“クルセイダー”の真の力……天使力共鳴エンジン『エーテルドライブ』!」
GM/マーク:「天使核などという無粋かつ原始的かつ傲岸な手段でしか天使の力を扱えぬ貴方たちには、及びもつかない発想でしょう!」
要:「でも、あなたのジェットギアには想いがない。人の思いに応えようとする想いが」
要:「それがないことがあなたの敗因で、それがあることが僕の戦う動機です!」<想い
GM/茜:『そうだ、やっちまえ要ぇっ!』
大地:「テメェの武器はその口か? 能書きはいいからよ。来な」
GM/マーク:「ふふん。いいでしょう。直ぐにでもカタをつけてあげますよ! スペック差という現実を、思いしらせてあげましょう!」
アレクセイ:『やれやれ。ここまで予想通りとは泣けてくる……。現時刻を以ってジェットギアを天使兵と認定、“ラシエル”と呼称する!』
要:「了解!」
大地:「了解。今度はバッチリ、エネミー識別だ」

GM:と、いうことで、各自【感覚】申告。ホイシュレッケは7
GM:マークは24でございます。
大地:22。少し負けた
アレクセイ:感覚は11。
要:修正込みで【感覚】8です。
GM:ホイシュレッケは、20体のトループが4つほど。マークの前に、接近をさえぎるように陣取っております。距離は300mの300m。
GM:では、セットアップ!
アレクセイ:《リーダーシップ》!
GM:ぐ……こっちは宣言なし!
要:要もなしです
大地:セットアップは無しです
アレクセイ:順番はアレク→大地→要→ホイシュレッケ→マークで。
GM:敵の順番はいじれませんから!(笑) あいや、しかし、要望は受け取った!

GM:では、まずはアレク。どうぞ!
アレクセイ:《援護射撃》……は、セットアップじゃないと使えないか。ジェットギアに《アナライズ》!
アレクセイ:ロゴスでダイスブースト+10、12点使ってさらに技能を5レベルに。
GM:《演説》じゃなくてイイんですね? 了解、では、どうぞ。
アレクセイ:#15c5 <情報処理>5 《アナライズ》
●ダイス:Arec:15c5=15(5,3,4,4,3,2,2,4,3,2,3,5,2,5,1)= 15
GM:ええい、見事な。(笑)
アレクセイ:「合衆国経由の技術データは、過去の戦闘で蓄積しているんだ。ある程度の予想はつくよ」

・ジェットギア“クルセイダー”
データは、ノイエ・ギアX−03相当。ただし、以下の特殊能力を持つ。
《予測射撃》
《擬似天使化》 あらゆる[判定値]を+6する。
《天使力ジェット噴射》 あらゆる[成功数]を+5する。

アレクセイ:「……とはいえこれは結構な難物だ。六道少尉、烏丸少尉――どう出る?」
アレクセイ:行動終了。

GM:と、いうことで、大地の番です。Go!
大地:「簡単。まとめて吹っ飛ばす!」
GM/リトス:「データリンク……来た! 大地、行ける!」
大地:《接合》から《予測射撃》
大地:砲撃を5LVにして
大地:ダイスは+65
大地:マーク・スタードラインからの優越感、アレクセイからの不安感を昇華して+20
大地:でマークとホイに攻撃します
GM:キナサイッ
大地:#89c5+20
●ダイス:Daichi__:89c5+20=74(3,3,5,1,1,1,3,6,3,1,5,5,6,3,5,1,6,2,5,1,1,2,
2,1,1,3,6,4,6,6,3,6,4,5,5,2,2,2,1,2,2,6,6,2,6,2,4,6,4,3,1,2,6,4,3,4,1,5,3,
4,2,1,5,3,3,2,1,6,1,1,6,3,5,3,6,3,2,4,5,2,3,1,2,4,1,2,5,4,3)+20= 94
大地:ぐ、ちょっと足りなかったか
GM:ああ、惜しいッ! でも、とゆーか、それでも死ねるッ(笑)
GM:ええと、ホイがまず問答無用で全滅して。
大地:ダメージは+24
GM:#26c3+5 <回避>3+《擬似天使化》+《天使力ジェット噴射》
●ダイス:sat_GM:26c3+5=16(3,6,6,4,3,4,3,6,3,2,2,5,1,1,1,1,3,2,4,2,6,5,3,4,2,2)+5= 21
GM:期待値は超えたが……ええと、差分値が73の、総計97点!?
大地:ダメージは97かな。
大地:「行くぜ、タイフーンの暴風雨を食らいやがれ!」両手の対天使ライフル、左腕、両翼計3門の対天使砲が一斉に火を吹く。無数の弾が雨となり、嵐と化して天使兵に横から降り注ぐ。
GM/マーク:「な――馬鹿な! アリエナイッ! タイフーンのスペックは把握しています! 天使力ジェットの加速をロックしきれるはずがぁっ!?」
GM/まどか:「前衛の天使兵、殲滅を確認! ですがジェットギアの天使反応、未だ消失していません」
GM:ええと……駄目だはみ出す、死亡ゲージで受けるしかないかっ!
GM/マーク:「し、しかし、この程度ならば誤差範囲ッ! クルセイダーはこの程度でェエ――!」
アレクセイ:『スタードライン中尉。良い事をお教えしておきますよ。――あまりその子たちを舐めない方がいい』
GM/マーク:「な、なんだと。ボクは、ボクは冷静だ! ボクは、ボクはボクは――!」

GM:ええと、要、どうぞ。(笑)
要:ではその弾幕の中から現れるスオウ!
要:《接合》&エーテル4>5 ダイスブースト85 ダーザイン茜の期待、大地の期待、アレクセイの期待、マークの驚愕を昇華!
要:トラバントIXによる斬撃!
要:#110C5
●ダイス:kaname01:110c5=88(3,1,4,2,1,5,4,5,2,2,4,4,5,3,3,1,3,2,3,6,3,5,2,
6,4,1,6,5,2,2,2,3,4,3,5,6,1,1,2,3,6,6,2,5,5,6,6,5,4,1,5,3,4,5,1,2,3,3,2,4,
4,5,3,6,1,6,1,1,5,6,5,3,5,3,3,6,6,2,2,6,5,4,5,2,1,1,6,6,3,4,1,6,4,4,6,6,4,
6,3,2,4,3,2,6,1,1,4,6,3,4)= 88
要:鬼の血使用。
GM:ぐももも。キヤガレーッ
要:#22C5
●ダイス:kaname01:22c5=18(3,2,6,2,6,5,5,2,1,6,1,2,5,4,4,1,2,6,2,2,3,1)= 18
GM:……ええと、はうめにー成功値どぅーゆーはぶ?
要:達成値合計144で!
アレクセイ:『彼らは一人一人では貴官に及ばないかも知れない、だが、小さな力もひとつに合わされば……それはやがて、貴官の力を凌駕する』
アレクセイ:戦闘の背景で語るメン(笑)
GM:#26c3+5 <回避>3+《擬似天使化》+《天使力ジェット噴射》 うわあああんっ(笑)
●ダイス:sat_GM:26c3+5=10(3,4,4,4,6,1,2,6,4,3,6,3,4,4,4,2,1,3,1,4,5,4,4,1,6,5)+5= 15
GM:――一閃!
GM/マーク:「ば、馬鹿な! ボ、ボボボ、ボォクの! ボクのクルセイダーが!」
要:「茜さんの想い、紀央先輩の思い、烏丸先輩、エングリオ先輩、アレクセイ中尉、それに整備のみんなの想い!」
要:「この一撃は、僕の一撃じゃない……。瑞穂基地みんなの想いの一撃ですっ!!」
要:と、光の剣と化した\式がジェットギアを突き抜いて。
GM:白い天使化人間戦車が、断末魔の咆哮を上げる。白い羽根が砕けて散っていく!
GM/マーク:「アリエナイ、こんなこと、ありえるはずが、ナァ――うわああああああっ!」
アレクセイ:『彼らを過小評価したこと―――それが貴官の敗因ですよ。中尉殿』
大地:「そして何より…………お前の戦術は美しくない」
GM/リトス:「天使反応消滅……っ!」
要:「勝……った……」と、緊張がとぎれて気絶してみたり(笑)
GM/紀央:「やりました、要さまっ……あら?」
GM/茜:『か、要っ? 何やってんだオマエ――!』
大地:「まったく、後先考えずにやり過ぎだっての」タイフーンでスオウを支える。
アレクセイ:「烏丸少尉、6番機を回収してホルテンに戻ってくれ。……難敵は去ったが、こりゃあ後が大変だぞ……」(ぞくぞく)
アレクセイ:基地からの通信。その遠くに、最も恐るべき先輩にして上司の声を聴いた気がするが……気のせいだと思っておこう、うん(笑)
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン1 「CHILD'S PRIZE」
 シーンPC:アレクセイ。

GM/中島:「よぉ、凱旋だな。レヴォントゥリ中尉殿」
GM:ホルテンをおろした滑走路。色んな意味でガキのような乱痴気騒ぎを繰り広げる整備員を背景に、にやりと笑いながら、整備の神様がそんなことを言う。
アレクセイ:「ところで、班長。その……あの人、もしかして帰ってきてません……よね?」
アレクセイ:びくびくと周囲を見回す。さっきまでマーク相手に雄弁を奮っていた男と同一人物だとは思えない(笑)
GM/中島:「ハートのエクスペルテンったって人間だろ。そうそうカッとんではこれねぇやな」
アレクセイ:「そ、そうですよねー。古都から報せを受けて駆けつけるにしたって、いくら何でも、ねえ」
GM/中島:「ああ、ただなんだ。さっき連絡が入ったとかでな。アウトバーンを全力走行中だそうだが」
アレクセイ:「班長」至極真面目そうな顔つきになって。
GM/中島:「おう、どうした?」
アレクセイ:「アレクセイ・レヴォントゥリ、原状回復を整備班に移乗しまして、休暇に入らせていただきます」
アレクセイ:すちゃっとアグレッシヴに敬礼して、立ち去ろうとしますが(笑)
GM/中島:「間に合やァいいんだがな。……おう、そうだ。言い忘れてたが」
アレクセイ:「な、何か? 先輩が戻ってくるまでに今回の始末書の山を片付けないとこっちがヤバイんですが……ッ!!」
GM/中島:「ウチの奴ら一同、あんたにゃ感謝してるぜ。もちろん、俺も含めてだ。頭の殻も取れたんじゃねェのか?」頬を歪めて笑う。
アレクセイ:「ひ、ヒヨッコ扱いはカンベンしてくださいよ。それでは、急いでますのでこれにてっ!!」
GM/中島:「おうおう、イタズラ隠そうとするガキみてェによ――早まったか?」
アレクセイ:「第十五実験部隊の思惑も気になるけど……今は先輩と顔を合さないようにして逃げないと。見つかったらまた何を言われるか……」
GM:……本部棟に踏み込んだ、まさにその瞬間。
GM/アクシア:「あら、ちょうどよかったわ。アレク、ちょぉーっち、聞きたいことがあるんだけど、いいかしら?」
アレクセイ:「よし、まずは今回の“決闘”に関する始末書の作成か……ら、あ、あ、ああああああっ!?」
GM:慈母で鬼女な笑みとぶつかるハメになったのは――
GM:この、何から何までガキの争いのような事件の結末として、おかーさんに折檻されるのが宿命付けられていたからなのでしょうか。
アレクセイ:「ちょ、先輩勘弁して下さい!! うわ、助けて。たあぁぁすうぅぅけえぇぇてえぇぇぇ!!」
アレクセイ:「恨むよ、六道少尉いぃぃぃぃぃぃ!!}
アレクセイ:合掌(ちーん)(笑)。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン2 「END...?」
 シーンPC:大地。

GM:スオウを基地に下ろした後。直ぐに取って返すハメになったのは、“ラシエル”のコックピットブロックが、不自然な軌道で飛び出したのが確認されていたからである。
GM:瑞穂近隣の山中に墜落したその内部は――もぬけの殻だった。
大地:「流石だな。ゴキブリ並みのしぶとさだぜ」
GM/リトス:「……脱出された、かな。周囲に、それらしい動体反応は……なし」
大地:「とりあえず、このでかいのの回収は手配するとして………」
GM/リトス:「……次がある、かな? 大地」
大地:「うーん……」ちょっと考えて
大地:「ねぇな。次会う時はもう俺らの敵じゃねェ。だよな?」ニッと笑う。
GM/リトス:「ん。……そうだね。もう絶対に……負けないもの」
GM:力をこめて頷く。
大地:「で、もう周りにいないんだな?」
GM/リトス:「ええ。逃げたとしたら……もう、瑞穂の防空域は出ているはず」
大地:「それじゃあ、帰るぞ。リトス」
GM/リトス:「うん」頷いて、たた、と“タイフーン”のコックピットへ……
GM:うっそうとした木々越しに覗くのは、むやみに青い夏の空。入道雲が聳え立っていた。
GM:シーンエンド。


■エンディングフェイズ/シーン3 「STAFF ROLL」
 シーンPC:要。

GM:横になっていて、薬品臭くて、左腕がなんだか痺れて感覚が薄れている。
GM:意識が戻ったときは、まあ、そんな按配で――。
要:「ここ……は……」惚けて天上を眺めながら
GM:ある意味見慣れた天井。医務室のベッドに転がされていた。左手が重いのは――
要:顔だけを左に向けて
GM/茜:「……くかー」
GM:非常にイイ寝顔で寝ている娘さんが、ベッドサイドから腕の上へダウンしているからで。
要:「あ、茜さん!?」赤くなって困るも、左腕を動かすこともできずにわたわたと。
要:助けを求めるようにして視線を辺りに
GM/茜:「ん、あ……」ぴく。
GM/茜:「う、うわわっと、あっと!」がばっ! と跳ね起きる。
要:「うわわわっ!」跳ね起きに驚いてこっちも跳ね起きを。
GM/茜:「あ、あー、よかったよかった。起きたかあ。いや、死んだみたいに眠ってたから……って、要、背中っ!」
要:「あ……ひょっとして、ずっと看ててくれたんですか?」
GM/茜:「あー、紀央っちも一緒だったんだけど……」あれ? とか首をかしげてる。
GM/茜:「で、でもさ、ほら。起きたら最初に言わなきゃならないことがあったから。要に」
要:背中は痛い。けどそこはオトコノコなのでやせ我慢(笑)
要:「僕に?」
GM/茜:「そう。……あー、ええと、あのさ」一瞬そっぽむき、唸って、考え込んで。うん、と頷いて。
GM/茜:「ありがと」
要:それは普通の謝礼。にもかかわらず、なぜか気恥ずかしいモノを感じて顔を赤くしてしまう。「あ……いえ、僕の方こそ……ありがとうございました」ぺこりと。
GM/茜:「うん。あとは……あのさ、要さ、あのとき……」
GM/紀央:「ああ。よかった、お二人とも、お目覚めになられましたか」
GM:濡れタオルを二本ほど作って、紀央がひょこ、と、ベッドを囲うカーテンから顔を出す。
要:「き、紀央先輩っ!?!?」本日二度目の跳ね起きを(笑)
GM/茜:「あ、きき、紀央っち。あー、ええと、要、今のはなんでもないから、ノーカンっ! ノーカンなっ!」
GM/茜:「とにかく、ありがとっ! それだけだからっ」
要:「え、えっと、ちがうんです。これはその……」あたふたと、何が違うのかも解らないままただあたふたと。
GM:すたたたたたー、と、えらい勢いで走り去る茜。いいのか、医務室でこんなマヌーバをかまして、というくらいに。(笑)
GM/紀央:「あらあら……。でも、あのぶんなら心配ないでしょうか?」こてん、と首をかしげて。
GM/紀央:「ところで、要さま。どうかされたのですか?」背後にくえすちょんまぁくが浮かんでいるような。顎に伸ばした指を添えて。(笑)
要:「ちがうんですー!?」
GM:……要の、何を弁明しているのかわからない必死の弁明は、結局、医務室の主が戻ってくるまで続いたとか、なんとか。
GM:シーンエンド。


Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

■アフタープレイ

【経験点計算】
 六道要@MAO:6点
 烏丸大地@阿桜聖:6点
 アレクセイ・レヴォントゥリ@葉隠:6点
 GM@SATMRA:18÷3+1=6点

【雑感】
 マーク嫌な奴だな!(※褒め言葉)
 まずはこの一言に集約されると言っても過言ではないこのシナリオ。如何にマーク・スタードラインが胡散臭くてアレでコレでブッ倒さなくてはいけない相手かを描写するのが肝要なわけだが、それはもう見事なくらいに嫌な奴なわけで。
 かくて大地と要、そしてアレクセイは茜を賭けて一大勝負に出る。まさにタイトル通り、これが少年少女の決闘法ということ。
 それにしても不思議なのは、マークがどうして茜を気に入ったのかということ。単純に考えればシュネルギアへの破壊工作のカモフラージュだと思われるが、これだけ自尊心が強くて自信家の彼が、気に入らない相手に薔薇背負って交際を申し込むなんて演技できるはずがない(断言)。
 とすると、つけてない胸とか脚線美とか健康的な日焼け肌が印象的だったのか。
 はたまた、うら若き整備士という特殊スキルに惹かれたのか。
 あるいは、彼女が内側に秘めるもっと別のものだろうか。
 それはさておき、確かに茜は(一見わかりづらいところはあるにせよ)魅力的なキャラクター。一生懸命で陽気で無茶振りでまっすぐで、常にギアドライバーたちが最大限に実力を発揮できるよう頑張ってくれている彼女たちあってこそのシュネルギア隊なのである。ならば、彼女を守るために力を発揮するのもまた本分ということなのだ。


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠