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2021/12/11, いとうくにお
みやじま紅葉さん、本、入手されたのですね。いま、ノーベル文学賞受賞に対するコメントを読んでみましたが、これはなかなかのものですね。二人の関係というか、江藤淳の大江さんに対する気持ちがにじみでているように感じました。
2021/12/10, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
早速、通販にて、「石原慎太郎・大江健三郎」江藤淳、中公文庫、文庫オリジナル。平山周吉・編集。江藤氏にとっては誠に残念な気持ちで、ノーベル文学賞受賞を短く述べていました。それを新聞で読んで、人を賞賛することの難しさを感じたものでした。江藤氏はそれから奥さまのことにとらわれて、複雑な心境になられるのが、新刊を読むたびに私は心が痛くなりました。文学とは厳しいものですね。
2021/12/08, いとうくにお
みやじま紅葉さん、「群像」の情報、ありがとうございます。
尾崎さんは、いまや大江文学研究の第一人者という感じですね。
大江さん関係ということでいうと、先日、中公文庫から出ている江藤淳の『石原慎太郎・大江健三郎』という本を入手しました。まだ読んではいないのですが、年末年始あたりに読んでみようかと思います。
2021/12/08, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
12月、驚くほどコロナはおさまりつあります。さて、尾崎真理子氏による批評が掲載されています。
雑誌「群像」2022年1月号。186から220ページ。次回は、4月号掲載です。「「万年元年のフットボール」なかの「夜明け前」」です。力作です。自然主義文学を取り上げて、大江文学の一端を解き明かすためには、そこまで降りていかなければならず、大変な力技が必要です。今、その鳥羽口にあります。
 難解ですが、その挑戦が楽しみです。
2021/11/23, いとうくにお
トムさん、充実した読書を続けられているようで、羨ましく思います。
中上健次と同時に読むことで本質がつかめるというお話は、興味深いですね。中上健次はほとんど読んだことがなくて…。いずれは読んでみたいと思います。
2021/11/21, トム(Tom5k)
いとうくにお様、みなさま、お久しぶりです。
現在、学生時代に読み切れなかった『ピンチランナー調書』を36年ぶりに読んでおり、あと60ページほどで読了です。大江健三郎の小説離れを招いた小説でしたから、人生の読書目標を達成できるような充実感を得られそうです。
ここ2か年ほど、大江健三郎氏の小説を読むマイブームを継続できていますが、『夜よゆやかに歩め』及び『石膏マスク』から『大人向き』まで文庫化・単行本化されていない短編11編を除き、『死者の奢り・飼育』から『ピンチランナー調書』まで、再読を含めて発刊されている小説を(私にとって幻の作品だった『孤独な青年の休暇』や『青年の汚名』、そして『政治少年死す』も含め)読了しました。
現在、『同時代ゲーム』から『晩年様式集』まで、『革命女性』が収録されている『最後の小説』を含め、近年読了したものを除いての12冊、そして、前述の全集にのみに収録されている短編11編の読書を目標としています。もちろん、『夜よゆやかに歩め』も可能であれば読みたいと思っています。

若い頃にあれほど感動した『個人的な体験』や『万延元年のフットボール』には、当時のように感動できず(もちろん、色々な意味での小説の凄みはあらためて実感していますが・・・)、何と自身の感性は貧困になってしまったのだろうかっ!とがっかりもしています。
とは言え、『孤独な青年の休暇』との邂逅は素晴らしい読書体験でした。学生当時と同様の感動を感受できたのです。この短編は、大江氏が若い頃に元皇族家の島津貴子さんに贈ったものと聞いていますが、何故、現在、文庫化されないままになっているのでしょうね?
現代の多くの苦しみを抱えた若い世代に人たちに一番に読んでもらいたい小説だと思います。

また、恥ずかしながら、この年齢になって、学生時代に「大江健三郎と中上健次を同時に読むと本質がつかめる」と先輩に読書指南を受けたことを思い出しながら中上健次の小説も読んでおります。

長々と自分の事ばかり・・・失礼いたしました。

では、また。
2021/10/04, いとうくにお
みやじま紅葉さん、僕もその本、買いました。立花さんの若い頃の話や、あとがきで紹介された人柄の話なども、とても興味深かったです。大江さんとの対談のところは、二人の肉声を思い出しながら嬉しい気持ちで読むことができました。
2021/10/03, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
10月1日から、緊急事態宣言が解除されたので、当地でも人流が盛んです。そんなわけで、久しぶりに、買い物も通販ではなく、この目で本屋へ。いや、久しぶりなので新鮮、買い過ぎました。
 「立花隆最後に語り伝えたいこと 大江健三郎との対話と長崎大学の講演」中央公論社2021年8月 113から192ページ、全222ページ。約三分の一。立花さんの元には大江健三郎氏の手紙が多数あることや二人は親しかったなど、知らないことばかり。ということで、皆様お手に取ってください。
2021/09/17, いとうくにお
みやじま紅葉さん、こんにちは。
群像の記事、僕も読みました。どうして今なのか、少し不思議な感じもしますが、こうして大江文学を取り上げてくれるのは嬉しいです。
2021/09/17, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
台風14号です。みなさん、早めに行動しています。
 1 雑誌群像 10月号
蓮實重彦「窮することで見えてくるもの 大江健三郎「水死論」」 もう大江健三郎論を書かないとした作家、評論家の、彼にしては難しくない論文。窮境、をてがかりに、水死小説にせまる。それにしても、評論家は、この小説が好きだ。私も、好きだな。
2021/07/10, いとうくにお
みやじま紅葉さん、いつもご投稿ありがとうございます。大江文学について新たな評論が出るのは、嬉しいですね。
2021/07/10, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
 このところ、「大江健三郎全小説」が完遂されたため、あらためて新たな研究者による評論が書かれています。「群像」8月号では宮澤隆義「大江健三郎のquarantine」です。難解な「取り替え子」「水死」を初期作品「奇妙な仕事」「飼育」などの監禁状態と比較。新たな見方です。20ページ。一度目にしてください。
2021/06/29, いとうくにお
みやじま紅葉さん、耳寄りな情報をありがとうございます。
2021/06/27, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
 当地の古書展が6ヶ月遅れで、コロナの影響を受けたものの、再度開かれました。そこで、「平野謙作家論集全一冊」昭和46年、新潮社を入手。全837ページ、作家82名で、大江健三郎氏については、51ページをしめて、他を圧して、平野氏はあつく語っています。あの時の評価が今の評価に通じるものがあり、作家10年でその地位を獲得したものと推測され、彼の表現は完璧。素晴らしい評論家でした。是非読みましょう。
2021/05/16, いとうくにお
みやじま紅葉さん、いつも情報をありがとうございます。
工藤さんの連載、刊行が楽しみですね。
2021/05/15, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
仕事の都合で、人さまと同じくスマホ、ノートパソコン、Gmailにしました。実に久しぶりのノートパソコン。
1 雑誌群像 6月号
工藤庸子「大江健三郎と「晩年の仕事」」6回
 最終回。見事に終わりました。やはりサイードですね。エリオットも登場して、読者には納得でした。難解さもありますが、工藤様、お見事。新刊になれば、皆様、買いましょう。
2021/03/25, いとうくにお
みやじま紅葉さん、いつも情報をありがとうございます。
「群像」のサイトで確認しました。

消すことによって書く??大江健三郎の「自筆原稿」が秘める価値 尾崎真理子

これですね。
2021/03/25, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
新聞やここでもご存知のように、『自筆原稿』について。橋渡しをされた尾崎真理子氏が『群像』4月号に、『大江健三郎「自筆原稿」を執筆。395から400ページ。内容は驚きばかり。是非確認ください。
2021/03/031, いとうくにお
みやじま紅葉さん、更新が遅れてすみません。携帯からのご投稿、ちゃんと届いています。
『すばる』の対談は、『芽むしり仔撃ち』ですね。あの小説では、弟の存在がとても印象的ですね。
2021/02/28, みやじま紅葉
いとうくにお様
皆様
早速、『すばる』3月号を読みました。166から180ページ。対談を読んで、私の個人的な感想とは異なっていました。とくに、弟の存在には目を開かれました。
はじめて携帯から投稿しましたが、大丈夫ですかね。心配です。
2021/02/21, いとうくにお
矢本さん、更新が遅れていてすみません。
今のタイミングで『芽むしり仔撃ち』を対談で取り上げるなんて、ちょっと意外な感じもしますが、きっとお二人ともこの作品が大好きなのでしょうね。
2021/02/18, 矢本嘉則
いとうくにお様

 やっと動き出しましたね。正直ホットしました。
 「すばる」3月号で、文芸漫談と称して、奥泉 光+いとうせいこう両氏による「大江健三郎『芽むしり仔撃ち』を読む」が掲載されています。私の大好きだった「芽むしり仔撃ち」の評価を巡っての対談。きっと大江さんは、この作品で終わったとしても「新叙情派」として文学史に名を残したのだろうと思っています。しかし、この後の「個人的な体験」から以降の作品が、ノーベル文学賞に値すると評価されたのでしょうね。
2021/02/17, いとうくにお
みやじま紅葉さん、久しぶりに大江さんの姿がテレビや新聞に大きく登場しましたね。
2021/02/13, みやじま紅葉
いとうくにお様
 皆様
 昨日(金曜日)から、本日13日の土曜日には新聞やニュースでは、

@ 「大江健三郎文庫」の設立が、東大に

 ということで、大江健三郎の家族の代理との東大への、1万枚の原稿が寄託された、ということです。これにより、一層の研究と未発表の原稿などが公開されることでしょうか。
2021/02/08, いとうくにお
みやじま紅葉さん、今年最初のご投稿、ありがとうございます。
群像の連載、続いているのですね。
僕は尾崎真理子さんの『大江健三郎全小説全解説』を、ちびりちびりと楽しみながら読んでいます。これを読んでいると、また大江作品を手に取りたくなってきます。
2021/02/07, みやじま紅葉
いとうくにお様
 皆様
 いつの間にか、いろいろなことに慣れてきています。

 久しぶりに、以下の情報を共有したします。

@ 雑誌「群像」3月号 2021年
「連作」 大江健三郎と「晩年の仕事」(5) 工藤庸子

もうこの分野では、追随を許さないことになっています。
いつまでも連作が続してください。

さあ、読みましょう。

このページは大江健三郎ファンクラブの掲示板の一部です。