エンゼルギア研究所
†Testify Your Own / Angel Gear†

■サイト内検索

- Powered By Google -


■はじめに

■メインコンテンツ
研究所掲示板
エンゼルギア考察
▼天使大戦用語集
▼巫女ナビ推進委員会
TRPG用データ集

■オンラインセッション

■その他

Written by Japanese ONLY
(C)2003-2012 Souma-Seien.
All Rights Reserved.
back to Main

(C)2003 Inoue Jun'ichi
/ FarEast Amusement Research Co., ltd
(C)2003 ENTERBRAIN,INC.
(C)RUNE

Last Update/2012.02.05


◇ 第49話『刻の末裔/蒼海の死闘』◇

『合衆国の名の元に、十字軍の名の元に、汝らに滅びを』
――智天使ヨフィエル

 

今回予告/ハンドアウト/自己紹介/シーン1///
Last-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending


今回予告
 “要石作戦”により、合衆国十字軍第7艦隊の主力が封じられていた御神原諸島。天使核保有者の少女を駆動装置(ひとばしら)として形成されていた八門結界陣は、だが、1人の女によって破られる。

 ――智天使ヨフィエル。
 ゾフィー・V・シャウベルガーのかたちを取り、地上に顕現した御使い。

 封じられし艦隊を吸収し、巨大な黒い天使を構築し、彼女が願うはヤシマ=統一帝国の――あるいは、すべての破滅か。
 圧倒的な脅威を前に、だが駆けつけた友軍。そしてアクシア・リヒトヴィッツより託されし、二振りの剣(シュネルギア)。
 いま、戦うための力を得た少年たちの、反撃が始まろうとしていた――!

 エンゼルギア 天使大戦TRPG 第49話
 『刻の末裔/蒼海の死闘』

「――じゃあ、アンタの“罪”は誰が購うんだよッ!!」


シナリオハンドアウト
▼PC1 橘 響  ギアドライバー/フェンサー
 ナビゲーター:草薙伊音
 ダーザイン:【芦屋沙弥香からの約束】
 御神原諸島の合衆国十字軍第7艦隊を掣肘する八門結界陣。
 その要となる人柱となった、ヤシマ陸軍陰陽部の少女。
 君はついに彼女を助け出した。だが、まだ戦いは終わっていない……。

▼PC2 若神 達実  ギアドライバー/コンダクター
 ナビゲーター:司鏡紀央
 ダーザイン:【ヴィヴリオからの有為】
 御神原諸島の結界崩壊の兆候。
 それを知った上層部は、あくまでも現状維持という結論を出す。
 しかし、その前提は既に崩れ去った。最新鋭のシュネルギアを託された君は、開かれし天界の門を、再度閉じねばならない。

▼PC3 神武 貴子  指揮官
 ダーザイン:【ギュンター・ハルトマンからの有為】
 瑞穂基地の、もう一人の司令官ギュンター・ハルトマン。
 彼は動かない上層部に業を煮やし、君に極秘指令を出す。
 その任務は全うされたと言っていいだろう。――後は勝って生き残り、見事に凱旋を飾るだけだ。

▼PC4 十七夜 高彬  情報将校
 ダーザイン:【黒いサングラスの女からの闘争心】
 一連の事件の裏に暗躍する、合衆国の謎のエージェント。
 君は彼女の足跡を追いつづけていた。
 そしてついに、彼女を追い詰めた。――その結果が智天使ヨフィエルの顕現だとしても、君のやるべきことに変わりはないはずだ。


自己紹介

 

 

――承前。

 

 


■オープニングフェイズ/シーン1 「一騎当千」
 シーンPC:響。

GM:斬る
GM:斬る
GM:斬る斬る斬る
GM:群がる天使兵を、千切っては投げ、千切っては投げ
GM/伊音:「響、直上にホイシュレッケ11体!」
響:「こっのおおおお!」
GM:御神原諸島のそこかしこで激戦が繰り広げられている
響:シュネルギアの双剣で……駆け抜け様に、薙ぎ払う!
GM:敵は幾らでも湧き出てきていた。
GM:ヨフィエルが頭上に抱く天使の輪より、雲霞の如く天使兵が現れてくる
響:「くそッ、さすがに数が――多い! ってか多過ぎだコレ?!」
GM/伊音:「だが、無限ではあるまい!!」
響:「何とかして、あそこまで辿り着ければ――っの!」(光弾を“草薙の剣”で打ち払い)
GM/伊音:「敵が十倍ならば、一機で10機を。百倍ならば100機を斬ればいい!」
響:「あーもー! 伊音、お前ときどき、オレより何にも考えてねーだろッ?!」
響:と、言いつつも声は笑っている。
GM/伊音:「う、うるさい!」
GM:げしっげしっ
響:伊音が闘志を失わない限り――オレは負けないっ!
GM/伊音:「正面距離500、能天使来るぞ!」
響:二本の刀を翼の如く。直上へと駆け上がって往く。
響:「いちいちつきあってられっか! 一撃でぶっとばす!」
響:「だああああああああああッッ!」
GM/伊音:「うあああああああああ!」
響:ケルンを槍の如く鋭利に研ぎ澄まし、シュネルギアそのものを剣として能天使をぶち抜く!
GM:まとめて数機を薙ぎ払うマサムネ
GM:だが、不気味なのはただ宙に浮いている黒い天使
GM:その異様はどこか、君たちのシュネルギアに似ていた。
響:「分かってんだろ? 雑魚ばっかり出して時間稼いだって――意味無いぜ!」>ヨフィエル
響:既に指呼の距離に仰ぎつつ――だが、まだ絶対的に遠い距離。
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン2 「眼下の脅威」
 シーンPC:達実。

GM:前線で戦うマサムネやシュトルムを尻目に。
GM:エーテル兵器を有する、シュネルギア:スオウは別の作戦を行っていた。
GM:御神原諸島近辺の霊圧を正常値に戻すことである。
GM:現状では、一般兵は近寄るだけで危険な領域のままなのである。
GM/紀央:「達実様、トラバントジステム解放します」
達実:「了解です………紀央さん、霊圧の維持を優先してください。干渉されたら一気にやられますよ……」
GM/紀央:「はい………」
GM:例えて言えば、周囲を可燃性のガスが充満しているような物である。
GM:そのガスをシュネルギア、そしてトラバントジステムで形成した式で濾過して、通常に戻していく……。
GM/紀央:「達実様……駄目です。いくら濾過しても、ヨフィエルを中心に霊圧が上昇を続けてしまいます」
達実:「やはり………元を如何にかしないといけませんかね………」
GM:その時・
GM/紀央:「達実様! 黒い天使兵が動き出してます」
GM:なにか、焦るような口調
GM:しかし紀央自信も、なぜ焦っているのか理解できていない
達実:「あれが、動き出しましたか………ますます状況が逼迫してきましたね」
GM:モニターに映るそれは、ゆっくりと羽根を広げる
GM:次の瞬間
GM:眼下に展開していた、戦闘機、フライングユニットが蒸発していく
GM/紀央:「ひっ!」
達実:「なんと出鱈目な……」
GM:ゆっくりと、油が切れたブリキ人形のように
GM:それは前進を始める
GM/紀央:「危険です、達実様…あれは……よくないものですっ」
GM:紀央は頭を抱える
達実:「ええ、それは十分に分かっています………ですが……」
GM:悲鳴が木霊する戦場をそれは前進を続ける。
達実:「………行かねばなりますまい………」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン3 「戦況掌握」
 シーンPC:貴子。

GM:戦況はよくない
貴子:「損害状況の報告を!」>艦長
GM:艦長「那由多は異常ございません」
GM:レーダー手「ホイシュレッケ、数50。接触まであと1分、迎撃の許可を!」
貴子:那由多の巨体も戦場の爆音と震動に揺れていく中、激を飛ばしていく
貴子:「対空バルカン砲始動! 対空対天使ミサイル及び多弾頭ミサイル装填、発射管開け!」
貴子:「同時にMVLS(垂直ミサイル発射管)で橘機周辺のホイシュレッケへ牽制、アペルギア各機は艦艇の防衛に専念!」
GM:艦長「ミサイル発射! 砲手、パイロットは各自で対応せよ!」
貴子:「あのでかぶつは、シュネルギア隊に対応させる!」
GM:砲手「対空射撃開始! ホイシュレッケに対し弾幕を張ります!」
GM:機械化兵『アペルギア第1小隊、各機発進!!』
GM:機械化兵『各機発進!』
貴子:「アペルギア隊の発進確認後。MVLS解放。――呪法誘導対天使ミサイル、てーっ!」
GM:レーダー手「――呪法誘導対天使ミサイル、目標に到達! ホイシュレッケ全機、撃破確認!」
GM:艦長「芳しくありませんな、御嬢様」
貴子:「ああ」>艦長
貴子:どかっと椅子に腰を下ろし
貴子:「一個艦隊程度とはいえ、ここに揃ったのはヤシマの精鋭。小物だけならものとはしないが」
GM:レーダー手「御嬢様、黒いやつが動き出しました!」
GM:次の瞬間、レーダーに映る味方の識別信号が数十個、一瞬で消える
貴子:「各部隊は後退急げ! 予測進路の分析、急いで!」>戦術士官
GM:レーダー手「時速3マイルで……ゆっくりと北上を始めています!」
GM:黒い天使兵が歩みを始めたと合わせて、ヨフィエルから現れる天使兵の数も増す
貴子:「――教導艦隊旗艦、及び第六艦隊に通達! 遺憾ながら通常兵器での敵殲滅は困難と判断する! 包囲の輪を広めつつ、増援の対応にあたれ!」
GM:通信兵「了解。――教導艦隊旗艦、及び第六艦隊に通達……」
貴子:「止められないとでも言うつもりか、天使め。だが……」
貴子:「人間を、舐めるなよ」
GM:シーンエンド。


■オープニングフェイズ/シーン4 「那由多、甲板にて」
 シーンPC:十七夜。

GM:暴風がコートと帽子を吹き飛ばそうとする
GM:頭上では天使兵とヤシマ=統一帝国軍が戦闘を繰り広げている
十七夜:「きついな……さすがに歳かな」
GM:甲板員「大佐、ここは危険です、艦内に!」
GM:援軍は、温存されていたヤシマ海軍第六艦隊を中核に、各地の戦力を統合し、出せる限りの兵力で構成されていた。
十七夜:「いや、私のことは良い。自分の身の振り方は心得ているさ。君は早く部署に戻りなさい」>甲板員
GM:甲板員「はっ!」
GM:先の天津島沖海戦で機動戦力の四割を失い、疲弊したヤシマ=統一帝国軍だが、それでもこれだけの戦力を集めることが出来たのは、ハルトマンの尽力あってか?
十七夜:視線は遠く……黒い天使を見据える。
GM:黒い天使の傍らに、白い天使が無限に天使を生み出している
GM:あれが、あのサングラスの女なのか…?
GM:ゾフィー・V・シャウベルガーの本当の姿なのか?
十七夜:「目の前で起こったことさえ……まだ信じられんのか(嘆息)」
GM/ヨフィエル:『人間よ、力無き弱き人間よ』
GM/ヨフィエル:『我ら天使を戦に駆り出した人間よ』
GM:戦場全体に響く声
GM/ヨフィエル:『これは神の裁きの雷である』
GM/ヨフィエル:『合衆国の名の元に、十字軍の名の元に、汝らに滅びを』
十七夜:「神の裁き、か……合衆国だと? ふふふふふ……」
十七夜:「人間の作ったものの名を借りねばならん神など笑止なことだな……まだ私たちにも打てる手はある、か」
GM/ヨフィエル:『貴様らが忘れようと、私は忘れない』
GM/ヨフィエル:『ノイエンガンメを忘れない』
GM:呪詛の言葉を天使は吐き続ける
十七夜:なぜか恨みの声は、それまでの歌声と違い魂の底まで響くように感じる
十七夜:「神武大佐……後は任せたよ」
GM:シーンエンド。


Last-Opening/Motion-Emotion/Climax-Ending

エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠