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東北行4、

8:00、気仙沼のホテル発、

市場のようなところで、
買い物と朝ご飯、

静けさと、新しい建物、

潮のにおいと、
こぎれいな本当の市場部分、

ラジオで道路情報を聞きつつ、
ほぼ真西に向かって、気仙沼をたつ、

僥倖があれば、一関から東北道、

僥倖はそれらしく
出し惜しみをして、

一関で一度、縁のあった東北道を、
仙台南で、見限り、

そのまま、阿武隈高地の隙間を縫うように、

良くできた県道と、
未完成の県道と、
あまり手入れされていない国道を編み、

郡山といわきの中間、
16:00、小野で温泉をもらう、

磐越道にはいり、
いわきまで快調に、

上り斜面なら、いくら緩やかでもつまる車間と、
下り斜面なら、当然のようにながれる車列を、
しばらくはあじわいつつ、

いわきから常磐道に合流、

渋滞30キロの表示に、
半ばあきれを覚えつつも、

全て車が自分なりに意思をもって、
前に進んでいることを、
信じるかのごとく、

騒音を立てつつ、粛々と
ひたちなか、水戸、

つまっても、進む車列に参加して、

千代田石岡からは、
6車線の道を進み、緯度をかせぐ、

きちんと重たいもので
ふたを半分だけしたような、
常磐道をころころと進み、

三郷の手前、
もりやで、休憩。

ひとをさばくような、建物内と、
念を入れるような、トイレあしらい、

首都高の入り口、
三郷のなめらかさを、
SAでも、実感でも、

21:00、首都高に、

そのまま、事故見学渋滞なる、
日常に触れつつ、帰りつつ、

新宿を経由して、
そのまま、中央道へ、

したたか、細かい、雨を、
しっかりとフロントガラスに受けて、

きれいなまでに、
全体としてしぶきをあげる前者のタイヤの
水のはねかえりを視界に見つつ、

八王子を越え、山に分け入り山梨へ、

てきめんに照明がなくなり、
対向車のヘッドライトが、
まぶしく、先の見えないカーブを、
緊張感をもって、進みながら、

22:30すぎ、談合坂、
眠気をそのままに、
足でその辺を少しあるいて、

もう少し、経度を稼ぎに、

甲府南のインターで、
待ち受ける日常を、
新鮮さをもって、受け止めて、

市街へ向けて北へ、

24:00ちょうどころ、
自宅、帰還。

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