エンゼルギア研究所
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Last Update/2012.02.05


◇ 第75話『風速40m(前篇)』◇

「訓練も、戦闘もない時って、何をすればいいのでしょう?」
――カトリーネ9−6

 

ミドルフェイズ:シーン1////
Setup-Opening/Motion-Emotion/Climax-Next


■ミドルフェイズ/シーン1 「事情解説」
 シーンPC:響。

GM:ギアドライバーや完全機械化兵、機械化兵たちの主だった者が集められていた。
GM/アクシア:「ほい、んじゃー説明は手元の書類を見てちょーだい」
響:「はーい」(ぱらぱら)
カッツェ:さらっとアクシアたんの隣に登場を
響:「…………」(難しい顔)
GM:今回基地にやってきたヤーウェ・アウスト、ロッテ10-1はアクシアの隣に腰かけている。
GM:かくかくしかじかと説明する。
GM/アクシア:「ま、そんなわけでこの子の性能試験に、うちが選ばれたってわけ」
カッツェ:「わからん子は、はやいうちに聞くよーにしーや?」
カトリーネ:「……」←読んでる
カッツェ:「いまならお偉いさんがことこまかに説明してくれるやさかい」
GM/伊音:「ふむ、ふむ……」
響:「……………………」(なお難しい顔)
カトリーネ:「(ひそひそ)……橘中尉?」>難しい顔
響:「すんません先生。ヤーウェ何とかとか、さっぱり分かんねー!」(ぐあー!)
GM/アクシア:「あー、んじゃ博士。そこのところ説明お願いします」
GM:ぽりぽり、と
カッツェ:マイクを渡して、と>ヤーウェ
GM:ヤーウェはやれやれ、と立ち上がる
カッツェ:(ちこ〜っと、頭弱い子おおいでっから、やさしゅーたのんますわ)ひそひそ
GM:マイクを無造作に受け取る。
響:「伊音は分かるか?」(ぼそぼそ)>伊音
GM/伊音:「あぁ。大体だがな。この基礎理論自体は、かなり前からあったそうだ」
響:「そうなのか……」(伊音はさすがだなぁ、と感心)
GM/ヤーウェ:「面倒くさいですが、仕方ありませんね」
GM:やれやれ、と>カッツェ
GM:ヤーウェは会議室のパネルに、渦のようなものを書き込む。
響:おっといけね。パネルを注目ー。
GM/ヤーウェ:「さて、まずは完全機械化兵から説明しましょう」
GM:現在、完全機械化兵の技術は行き詰まりにぶち当たっている。
GM:性能的な面で言うと、これ以上の伸び代は無いのである。それほど、技術的には極まっている。
響:ふむふむ、と分かったように頷いている。
響:「でも先生」(質問、と挙手)>ヤーウェ
GM/ヤーウェ:「そこで、簡単な問題です。さて、えーっと質問を出した君」
GM:響を指差す
響:「今でもじゅーぶんな性能なんだし、あとはガンガン量産すりゃいいんじゃないんすか?」
響:ちょっと自分たちの存在意義を危うくする発言だが、もちろん気付いてないぜ!(笑)
カトリーネ:横でこくこくと頷いている
GM/ヤーウェ:「そうでしょう。しかし昨今、熾天使の目撃例も増えています。戦力はいくら多くても、足りないでしょう?」
GM/ヤーウェ:「さて、私から君に質問です」
響:「う。は、はい」<質問
GM/ヤーウェ:「エネルギーが10のものと100のもの。ぶつかったらどちらが勝ちますか?」
響:「そりゃ、普通は100のが勝つんじゃないんですか?」>ヤーウェ
カトリーネ:「100のほうが勝つと思います」
GM/ヤーウェ:「その通り。ですから私は、V機関の出力を上昇させる事を考えたのです」
響:「…………」(とりあえず、これ以上ツッコむとやばそうと知覚して拝聴モードに戻る)

GM:ヴァルターチューブ、通称V機関
GM:1930年代末にゾフィー・V・シャウベルガー博士により基礎理論を確立、設計されたものである。
GM:V機関についても、すでに理論が行き詰まっており、出力の上昇は難しいとされていた。


カトリーネ:「わたしたちは現状でもV機関の限界まで調整されていると聞いています」(挙手)
GM/ヤーウェ:「そのとおりです」
GM/ヤーウェ:「そのための、ヤーウェ・システムです」
GM:パネルの渦を指差す
GM/ヤーウェ:「えーっと君」とカトリーネを指差す
GM/ヤーウェ:「口から息を吹いてみてください」
響:「つまり……そいつがあると」
響:「従来型のV機関でも、シュネルギアのV機関並みの出力になれる?」
響:で、いいんだよな? と伊音に確認してみる(笑)。
GM/伊音:「そのはず、だがな」小声
響:「うーん……」(しかめっ面で、カティに注目)
GM/伊音:「馬鹿者、それよりしっかり聞いていろっ」小声で強く
響:「わ、分かってるって!」(小声で弁解(笑))
カトリーネ:ふーっと、失敗した口笛のような音がする
カトリーネ:「これでよいでしょうか?」
GM:ヤーウェは、懐からなにかを取り出すと、カトリーネの方に投げる
GM/ヤーウェ:「では、それを吹いてみてください」
カトリーネ:ぴー、と綺麗な音がする
GM:普通の笛なので、普通に音がする
カトリーネ:「風琴……ですか?」
GM/ヤーウェ:「つまり、ヤーウェ・システムとは、V機関に取り付けた笛なのです」
カッツェ:ぱんぱん、と手を叩いて。
カッツェ:「あー、えーっとやね」
カッツェ:「理屈わからん子はこーおもてや」
カッツェ:「こん人は、ウチらが楽できるよーになるもん作て、持ってきてくれたお人や。ってことで」
カッツェ:「んで、その確認と証明のために、ウチらがお手伝いすることなった。ま、つまりはそーゆこと」
GM:ヤーウェはカッツェの身も蓋も無い説明に肩を竦める
響:「いや、分かりました」
カッツェ:「ん、理解えー子ばかりでウチうれしいで」>響たん
響:「よーするに……10の出力をアレやコレな手段使って、100まで増幅してやる。それが“ヤーウェ・システム”なんだろ?」
カトリーネ:「……?」ぴー、とまた鳴らしてみる
GM/ヤーウェ:「そのとおり。物分りはいいようだね、君」
GM/ヤーウェ:「さて、そして。ヤーウェ・システムを取り付けた完全機械化兵、それが彼女です」
GM:そこでとなりの少女が立ち上がる
カトリーネ:「あ……さっきの」>ロッテ
響:「…………」(注目)>ロッテ
GM/ヤーウェ:「ロッテ10-1、これからの戦場を変える存在です。シュネルギアも、なにもかも、不必要になるでしょう」
響:「シュネルギアが不必要になんのは困るよなぁ……」(ぼそぼそ)
カトリーネ:「大丈夫です、戦力はあればあるほど良いのですから」身も蓋もない(笑)>響
響:「そりゃ、そーだけどさ……」 なーんか引っ掛かるんだよなぁ、という顔。
GM/ヤーウェ:「まぁ、彼女については明日からの模擬戦で実力を見てもらいましょう」
GM:そうして、説明会は打ち切られた。
カッツェ:「ま、シュネルギアが不必要なるゆーんは、めでたいことやからね。みな、期待しよや?」>あえてギアドラSに振って。
響:「…………」(むー、と腕組み)
響:「で、誰があの子の相手をするんだ?」
GM/アクシア:「カトリーネあたりにやってもらうつもりだけど。いいわよね?」
GM:となりのアクシアがお気楽そうに。
カトリーネ:「了解です。……あなたの言ったとおりになりましたね、ロッテ10-1」
GM:シーンエンド。

■ミドルフェイズ/シーン2 「模擬戦」
 シーンPC:カトリーネ。

カトリーネ:とことこと演習場へ向かう
GM:模擬戦場に2機のファルターIIが揃っていた。
GM:隣をロッテが歩いている
GM:頭一つ、君より背が高い。
GM:またその金の長髪も目を引く。
カトリーネ:「今日はフライングユニットを使う設定でしたね」
カトリーネ:ちらちらと横目に見ながら話しかけてみる
GM/ロッテ:「ええ。はじめて機体に載ることになりますが、問題ありません」
GM/アクシア:「そんじゃま、二人とも気楽に、そこそこ真剣にやってちょーだいね」
響:「よ、2人ともお疲れ」>カティ&ロッテ
響:てくてくと登場してみる。
響:「もし、何かあってもオレたちがシュネルギアで拾ってやるから、遠慮しなくていいぜ?」<事故対策係に任命された、らしい(笑)。
GM:ロッテは響を一瞥する
GM/ロッテ:「もうじき、貴方たちも戦わずともよくなります。それまでの我慢です」
GM:響を見て、そうロッテは呟く
響:「…………ま、それならそれでラクができていいかもな」>ロッテ
響:ちなみに、友好的な声だが目は笑ってない。
カトリーネ:「そうなのですか。……すごいですね。あ、こちらの方は第3世代人間戦車主操縦者の橘中尉です」>ロッテ
GM:ロッテは少しだけ、冷たい。
GM:しかし、どこか熱い瞳で。
GM:君たちを見据えたあと、己のファルターに向かっていく
響:「何だかなぁ」
カトリーネ:「……すみません、お手数をおかけします」代わりにというわけでもないのだろうが、頭を下げる」>響
響:「なぁカティ。……あれ、どー思う?」>カティ
カトリーネ:「あれ、とはロッテ10-1でしょうか?」>響
響:「? ああ、そーだけど」
カトリーネ:「わたしにはよくわかりませんが、橘中尉のような年頃の少年が戦争に行くのはよくない、という意見があります」
カトリーネ:「そういう意見を取り入れた結果、ではないのでしょうか」
響:「うう、まっとうな話だよなぁ。……誰が言ってくれてるか知らねーけどさ」
響:「って、そうじゃなくて!」
カトリーネ:おそらく聞きたいと思われる態度についてはスルー(笑)
響:くそう、やはりか(笑)。
カトリーネ:ふ(笑)
響:「何かいけすかねー、とか。お高く止まって気に入らない! とか」
響:「あたしの活躍の場を奪おうとしてる、許せない。とか!」
響:そーゆーのはないのかー、と聞いてみる(笑)。
カトリーネ:「丁寧な表現をしている、と思いますが……橘中尉は、そういう態度は好まれませんか」
響:ずる、とコケかける(笑)。
カトリーネ:ニュアンスを解さない完全機械化兵(笑)
響:「く……っ」(ぐぐ、と握りこぶしの後)
カッツェ:『あ〜、とりあえず。当事者以外はテストの妨げなるから邪魔ならんとこにいとってや〜』放送で、響に(笑)
響:「カティ!」(がしっ、と両肩を掴む(笑))
カトリーネ:「は、はいっ!?」珍しく吃驚
響:「正直に言う。オレはシュネルギアから降りたくない! だからあんな奴は軽く捻ってぶっちめてくれ!」(真剣な顔(笑))
響:降りたくない理由は、いわない(笑)。
GM:伊音が、向こうの方で響を睨んでいるのが見える
GM:なにをしている馬鹿、早く戻って来い。と口が動いている。
カッツェ:『あ〜、誰とは言わんけど通路で粉かけとる誰かさん。限界は二人やで。三人はいっぱいいっぱいや。本命の娘(こ)に怒られるで〜』<まるで見えているかのよう(笑)
カトリーネ:「無理です(あっさり)。ロッテ10-1がわたしよりも優れているのは間違いないと思います」>響
響:「こ、粉違っ? ……っ、しかも何気にスルーされたっ?!」(どよーん)
響:「…………」(手を離し)
カトリーネ:「これは兵器のトライアルなのだと聞きました。わたしはわたしのできる限りの事をする、ただそれだけです」
響:「ま、その。……健闘を祈るっ!」(ぴっ、と軽く敬礼)
カトリーネ:「はい、微力を尽くして」やっとやわらかい笑みを浮かべる>響
カッツェ:『それ以上手間暇かけると、模擬戦の前に一戦やらかすことになるで〜、それはやっかいやでぇ〜』<見てるんじゃなかろうか(笑)
響:すったかたー、とシュネルギアのところに走り……。
響:すこーん! と伊音に鞘つき刀で殴られていよう(笑)。
カトリーネ:ド突かれる響きを見て、踵を変えそう
GM/アクシア:「そんじゃ、二人とも乗り込んでー」
GM/ロッテ:『いつでも、どうぞ』
GM:ファルターIIのコックピットが鈍い光を放つ
カトリーネ:『駆動系異常なし、霊導版正常に稼動……カトリーネ9−6、準備完了』
カトリーネ:コクピットの風防が降りる
GM/アクシア:「そんじゃ、カッツェ少佐。あとはお願い」
カトリーネ:『…………』開始の合図を待つ
GM:よっこいしょーと椅子に腰掛けると、アクシアは缶ビールを開ける。
カッツェ:「うそん、ウチが見るん!?」すでにプルタブ空けてた人がここに(笑)
カトリーネ:『アクシア中佐、今は勤務時間です』ツッコミも入れる(笑)>アクシア
GM/アクシア:「うるさいわね、いいじゃない!!」
GM:がおー
GM:アクシアはカッツェの椅子を蹴る。
カッツェ:すってんころりん
カトリーネ:漫才の最中も、お互い起動状態のフライングユニットを纏って対峙している
GM/ヤーウェ:「仕方ありませんね。ガラではありませんが、合図は私が出しましょう。これでは何時まで待ってもはじまらない」
響:「いいのかなー、アレ……。っていうか、真面目にやる気が失せるよなぁ」(とほほ)
響:マサムネのコクピットで状況をモニターしつつ。
GM/ヤーウェ:「カウントダウン、3・2…1……」
GM/ヤーウェ:「0」
GM:ゴウッ!
GM:正面のファルターIIが飛び上がる。
カッツェ:しかししっかと麦酒は零さず、二つの軌跡を見やる。
カッツェ:(さて……)
カッツェ:(えらい自信あるみたいやけど、どないなもんか……)
カトリーネ:距離を詰めつつ、剣を抜いて振り払う
カッツェ:(言うだけの能力あるんなら……なにしてでも瑞穂にぶんどってこんとね、ヤーウェなんたらを……)
カッツェ:皆の視線がFUに向くなか、一人、その科学者を見つめる。

GM:それでは射撃か白兵で適当に判定を>カティ
カトリーネ:ヴィークル込み?
GM:うん。普通にどうぞ。
カトリーネ:剣といったので白兵で。
カトリーネ:グロースヴァントの−7食らったら1つしか振れないな……ロゴス7使って8まで回復しよう
カトリーネ:#8c3 ロゴス27 アガペー568
●ダイス:Kathrine:8c3=6(1,2,2,2,6,1,1,4)= 6
カトリーネ:6成功で。
GM:では
GM/ロッテ:『技能レベルを同一に設定』
GM:そんな声が無線から聞こえる
GM:#8c3
●ダイス:bak_yan:8c3=6(1,1,5,1,1,2,5,1)= 6
GM/ロッテ:『超高速戦闘モードオン』
GM:#6c3
●ダイス:bak_yan:6c3=5(3,4,1,3,3,2)= 5
GM:#5c3
●ダイス:bak_yan:5c3=1(3,5,4,4,4)= 1
カトリーネ:ぎぃん、と金属同士のぶつかり合う音。
GM:12成功
GM:剣を打ち合った、と思った瞬間、姿が消えている
カトリーネ:あ、高速起動2式……
GM/ヤーウェ:「よし、ロッテ。決めて見せろ」
GM/ロッテ:『ヤー』
響:「――なぁっ? アレ、完機ちゃんの機動じゃねーぞ?!」(びっくり)
GM:ファルターIIがあり得ない機動で、カティに迫る
GM:#8c3
●ダイス:bak_yan:8c3=6(4,2,1,1,3,5,3,2)= 6
GM:#6c3
●ダイス:bak_yan:6c3=3(3,4,4,2,3,4)= 3
GM:#3c3
●ダイス:bak_yan:3c3=1(1,5,4)= 1
GM:10成功
響:「物理法則まるで無視っつーか……こいつは、ほとんど」(息を呑み)
カトリーネ:「予測値を超えている……右ッ?」
カトリーネ:#8c3 回避〜
●ダイス:Kathrine:8c3=2(6,6,2,1,6,6,4,6)= 2
カトリーネ:差分8あたり。
GM:ファルターの翼が切り取られる
GM:ま、飛行できない状態です
響:「――って、いけねっ?!」
GM/ヤーウェ:「どうーですか! これが、第十世代型の、いや、ヤーウェ・システムの恩恵です」
響:ていやー、とマサムネをジャンプ>ケルン展開のコンボで、カティのファルターを拾いに行こう。
カトリーネ:『安定器限界突破――操舵不能……落ちる?』
カトリーネ:覚えているはずのない記憶がよみがえり
響:空中で、がしっとナイスキャッチ。
響:「――っと。だいじょぶか、カティ?」
カトリーネ:『あ……橘中尉』
GM/ロッテ:『任務完了。この程度ですか、旧型は』
GM:見下ろしてくるファルターII
カトリーネ:『やっぱり……負けてしまいました』
響:「いや、どっちかっつーと今のは何だか反則っぽい!」(ぶーぶー(笑))>ロッテ
カッツェ:(おもろいわ。けど……おもろない)缶の残りを呷って。
響:「あんな天使兵じみた機動……それが、お前の力なのか……?」>ロッテ
GM/ロッテ:『貴方に答える義務はありません』
GM:冷たい、熱い声
GM/ロッテ:『もう貴方たちは、戦わずともよいのですから』
カトリーネ:「(戦わなくても、いい……戦う必要も、ない……)」
カトリーネ:マサムネに抱えられるままに。
響:「く……ッ」
響:ちら、と後席の伊音に視線をやって観察。納得行かない顔をしてるよな?(笑)
響:(確認、確認ー(笑))
GM:伊音は難しい顔をしてはいるが
GM/伊音:「これだけの力があるならば……勝てるのか、やつらに……」
GM:そう呟いている
響:しまった、そういう方向性か!(笑)
響:むぅ……では、伊音のその声が耳に入っちゃったので挑戦は自制。
響:「……っ、納得いかねえ。……見てろよ?」(呟き)
響:ぎしょん、とファルター抱えて着地にて。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン3 「現場検証」
 シーンPC:カッツェ。

GM:アクシアにデータ整理しておいて、と言われた君はいろいろなものと睨めっこしている。
GM:ただでさえ、完全機械化兵の暴走事件があり、全機調査計画も提出しなければならないのに、だ
カッツェ:なにかひっかかるが、なにがひっかかるのがわからず。イライラと
GM/ヤーウェ:「ふむ、やはり計算どおりですな。実測でもほぼ計算と同じ数字が出ている」
GM:君のとなりの博士は上機嫌だ。
カッツェ:「ん〜、そやね。大したもんやわ」
カッツェ:「鳴り物(もん)入りで来た新兵器はまあ色々見てきた訳やけど……」過去の資料と見比べつつ
カッツェ:「実戦経験豊富な完機ちゃんを、ああも上手くあしらったんは、初めてちゃうかな?」
GM/ヤーウェ:「はっはっは、そうでしょう。このヤーウェ・システムを旧世代の完全機械化兵に搭載すれば、ほぼ同程度の数字を出せますよ」
カッツェ:「けどあれやは、ヤーウェさんも人が悪いわ」ニヒヒっと
GM:鼻高々、と
GM/ヤーウェ:「なんですかな?」
カッツェ:「こん動き」
カッツェ:と、画面では急に姿を消すロッテ機の映像が
GM/ヤーウェ:「それが?」
GM:ふふふ、と
カッツェ:「10が100になったゆー動きより、グーやと思た動きが実はチョキやったみたいな動きやよね」
カッツェ:「すんごい技術やと思うわ。実際。それでけたら負けへん」
GM/ヤーウェ:「100になった力を有効に使った結果ですよ」
カッツェ:「ん〜なら、あれやね。うちらが100思てたんわ、実は80にも満となくて……」
カッツェ:「実際ん100は、ウチらの考えてた100とはえらい違てると……そーいうん?」
カッツェ:背もたれにのけぞる形で、逆しまにヤーウェの顔を見て
GM/ヤーウェ:「ははは、面白い例えをする人だ」
GM/ヤーウェ:「ただ、この理論には欠点が無いわけでもない」
GM/ヤーウェ:「ヤーウェ・システムは、心臓に無理矢理早く動くようにするペースメーカーを取り付けているわけですよ」
GM/ヤーウェ:「普通の人が、そんな事をしたらどうなると思います?」
GM:にやり、と
カッツェ:「ま、普通ん人なら良くて苦しゅーなってばたんきゅー。阿呆ならパンクするまでがんばってぽっくりやね」<例えに
GM/ヤーウェ:「そのとおり。故に、身体が強化されている完全機械化兵でなければ、取り付けられないわけですよ」
カッツェ:「例えが矛盾してるわ。そんシステムあれば、従来の完機や機械化兵も得するゆー話やったと思うけど?」
GM/ヤーウェ:「まぁそれでも、一個体当たりの寿命も、従来よりかなり削減されますがね」
GM:肩を竦めて、にやりとわらう
カッツェ:「なるん、命を削って戦果をあげる。と」
GM/ヤーウェ:「戦力は増強されます。嘘は言っておりませんよ?」
GM:ふふんと、鼻を鳴らす
カッツェ:「……完機ちゃんの歴史で考えれば、まちごうとらんね。そもそもあん子らは、そーゆー子たちやし」
カッツェ:戦果だけで見るならば、だが。
GM/ヤーウェ:「現在、海上に試作量産型の工場を建設中です。その暁には、ロッテの同型機が次々と生み出されてきますよ」
カッツェ:「ええよ、それ否定できるほどウチも真人間やなし。我慢できて使えるモンなら大佐にはまんま報告しとくわ」>ヤーウェ
GM/ヤーウェ:「ふふ、お願いしますね。それでは私は失礼します」
GM:ノートPCを閉じると、彼は電算室から立ち去っていく
カッツェ:ヤーウェには興味を無くし、じっと画面のロッテを見やる。
カッツェ:「こん子たちを殺すことで、あん子たちを活かせる……」
カッツェ:「能なしやな……ウチは……」表情は変えぬまま、一人ごちて。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン4 「ギアドライバーたち考えるの巻」
 シーンPC:響。

GM:その日の訓練のあと
GM:格納庫で、わいわいがやがやと話すギアドライバーたち。
GM:もちろん話題は、昨日の模擬戦についてだ
響:「だから、ありえねーっての! あんな詐欺くさい機動とか!」(わぁわぁ)
GM/刀真:「だけど実際にやってるわけだし。ファルターII自体の出力は変わってないわけだから」
GM:わいのわいの
響:「ほとんど瞬間移動の領域だったんだぜ? ぶっちゃけありえねえ!」(力説)
GM/セラピア:「ぷっぷくぷ〜、魔法みたいだったんだよ〜」
響:「でなきゃ、何かヤバくてインチキっぽいことしてるかだ。……お前だって覚えあるだろ、刀真?」(むー)
GM/刀真:「あ、懐かしいな。最初の頃のマサムネ2のこと? でもあれとは少し違うんじゃないかなぁ…」
GM:むーっと
響:「確かに今回は無人機じゃねえけど、それでもなぁ」>刀真
響:と回答しつつ。
カッツェ:「ま、あれやね」ひゅこっと輪の中に登場
カッツェ:「シュネルギアが出てきたとき、アーヴェル少佐なんかも、おなじよーなことはいうとったよ。グチはいうとらんかったけど」と、口を挟む。
響:「へ。へーそうなんだ。あの少佐がそんなことー」(棒読み(笑))>カッツェ
カッツェ:「ま、楽になるんはえーことやよ。余裕ないゆーんは、それだけでワヤやから」
カッツェ:輪っかの中央にある、ちょこっとした菓子類をつまみつつ。
カトリーネ:「橘中尉……あの、お聞きしたい事があります」
カトリーネ:格納庫の入り口で待ち伏せする(アンブッシュ)
響:「って、おおぅ? ……カティじゃんか」
響:「いいぜ。オレで答えられることなら何でも聞いてくれ」(頷き)>カティ
カトリーネ:「はい、お時間をいただいてもいいでしょうか」
響:「いいけど……」(ここじゃダメ? な顔(笑))
カトリーネ:「訓練も、戦闘もない時って、何をすればいいのでしょう?」>響
GM/伊音:「カトリーネ……」
響:「うーん、遊ぶとかおしゃべりするとか料理に挑戦してみるとか?」>カティ
カトリーネ:「あそぶ、というのは、例えば目隠ししてファルターを分解したりすることでしょうか?」>響
響:「いや、それ違うし……」(苦笑い)
カトリーネ:「料理といっても、普段中尉たちに出しているものしか知りませんし」
響:「前にほら、宿舎の食事当番でポトフ作ってくれたことあっただろ? あれは美味しかっ……」(あ、という顔(笑))>カティ
カトリーネ:「……そういえばポトフは自信があります。よくご存知ですね」>響
響:「あー。うん、まぁその。カティはさ、ポトフとかあーゆう煮込み系の洋物に才能あるって思うんだオレ」
響:なぁ? とセラピアに同意を求めてみる(笑)。
カッツェ:「カティたんがFUの操縦桿やなくて菜箸握る……ある意味ウチらが求める究極やね」にひひーと。
GM/ヤーウェ:「やぁ、皆さん。おつかれさまです」
GM:ロッテを伴った博士が通りがかる
カトリーネ:「わかりました、今度作ってみますので……あ」
響:「どうしても退屈なら、遥香さんに弟子入りとか……いや、それって何か本末転倒な……っと」
カッツェ:「あー、お疲れさまですわ。データ、まとまりましたん?」>ヤーウェ
カッツェ:見た目、微笑んで(笑)
GM/ヤーウェ:「もう少しで、この金食い虫ともおさらばですから、今度の模擬戦ではせいぜい楽しんでください」
GM:こんこん、とシュネルギアを叩く
響:むすっっとした顔で敬礼しておこう(笑)。
GM/ヤーウェ:「えぇ。明日にでもシュネルギアとの模擬戦をお願いします、少佐」>カッツェ
響:「――へえ」<シュネルギアとの
カトリーネ:「……」名残惜しげにロッテを見てる
カッツェ:「ん〜、そちらん希望はありますかいな? こっちはま、いつでも誰でもだいじょぶやと思いますんで?」
カッツェ:ギアドラSを、ぐるっと見回して
カッツェ:あえて、響のところで、視線を止めてみたり(笑)
響:オレにやらせてくれー! ときらきらした瞳であっぴーるしてみる(笑)>カッツェ
GM:伊音はむぅうと唸っている
カッツェ:「そや」ぽんっと手を叩いたり
響:「?」
カッツェ:「どうせなら、ウチのエースとどないですか?」>ヤーウェ
カッツェ:「モチベーションも、めちゃたこうなってるんで、お買い得ですぜ、旦那」にひひーと。
GM/ヤーウェ:「エース? それはあの、撃墜数も多いが、同じくらい撃墜される数も多いという、彼ですか?」
GM:ははぁん、とバカにした風に
響:「ぐはッ?!」(ぐさぐさ(笑))
GM:伊音のこめかみに青筋が浮く
響:「そ、そんなコトないぞー。少なくとも刀真よりは撃墜されてない、はずっ!」(小声(笑))
GM/刀真:「な、なに言ってんだよ、同じくらいだろっ!」
カッツェ:「あー、的確な例えですなー」
カッツェ:「けどま、攻撃力ならピカイチですさかい」
カッツェ:「もし、ほんまに」
カッツェ:「こん子らが前にでる必要ない証明でける言うんなら」
カッツェ:「これ以上ないくらいの、対戦相手思いますけど?」
GM/ヤーウェ:「なるほど。どうだね、ロッテ?」
GM:ロッテは無表情のまま
GM/ロッテ:「問題ありません」
GM/ロッテ:「いかに攻撃力が優れていようと、当たらぬ斧は脅威ではありません」
響:「……そーじゃないぜ、カッツェさん」(ひとつ頷き)
響:「誰が強いとか、誰が戦えるからもう戦わなくていいとだか……」
響:「そんな無駄なコト、言わせねー。それを証明してみせる、オレと、伊音で」
GM/伊音:「そうだっ!! 私と響が負けるわけが無い!」
GM:がおーっと一緒になって吼える
カッツェ:「頼もしわ〜、ほならそない感じで明日は頼むで」どっちの味方だ、猫。ってな感じでロッテに微笑んで(笑)
響:闘志のこもった瞳で、ロッテを見据えよう。
GM/ヤーウェ:「それでは精々期待していますよ」
GM:肩を竦めると、ヤーウェはロッテを伴い立ち去っていく
カトリーネ:「ロッテ」
GM:ロッテはカティの呼びかけに振り向く
カトリーネ:「調子が悪いのですか? 顔色が良くないように思います」
GM/ロッテ:「いいえ。何も問題はありません」
響:「…………?」(カティとロッテを見比べ。違わないよな? と判断(笑))
GM:彼女と博士は、専用の区画に消えていく
GM/伊音:「響………」
GM:がしっと、君の肩を掴む
響:「お、おう?」(ちょっとどぎまぎ(笑))>伊音
GM:伊音の瞳が萌えている
GM:燃えている、だ(笑)
響:萌え?!
響:ああ、びっくりした……押し倒されるかと思(斬!)
GM/伊音:「私は、より強い力があるなら、それに任せればいいと思っていた……」
GM/伊音:「しかし、だ………。私たちを馬鹿にされていると思うと……どうにも我慢できん」
響:「それでいい時もあるかもだけどな」(苦笑)<任せれば
響:「でも――今は、そうじゃねー。それで充分だろ?」(笑顔)>伊音
GM/伊音:「あぁ、響! 勝つぞ!」
GM:がしっと響を腕をクロスさせる(SE:バローム
響:「応! オレと伊音が組んでる以上――絶対に、勝つ!」(くろーす!)
GM/刀真:「今回は、響に譲ってやるよ」
GM:えへん
GM/メイリィ:「そうアルね。響も伊音に精々いいトコロ見せるヨ」
カッツェ:「譲る……」
カッツェ:(撃墜をやろか?)声には出しませんが(笑)
響:「ああ。見てろよ2人とも?」>刀真&メイリィ
響:「オレたちが戦ってるのは、オレたちの意思でもある……。それを、あいつらにも分からせてやんねーとな」
響:ぐっ、と拳を固めて決意。
カッツェ:複雑な顔で、燃(萌)える響と伊音を見。
GM:シーンエンド。


■ミドルフェイズ/シーン5 「彼女の身体」
 シーンPC:カトリーネ。

GM:深夜の見回りをしているカティ
GM:門限を破ったり、外出したりしようとする悪い子を捕まえる、大事な役目だ。
カトリーネ:「通用口……今日はまだ閉まってる」指差し確認をしながら回りましょう
GM:夜の格納庫
GM:静かなものだ
GM:ごとり、と物音がする
カトリーネ:ふと足を止め――
カトリーネ:「誰かいるのですか?」
GM:美しい金髪が見える
GM/ロッテ:「………こんばん、わ……」
カトリーネ:「……ロッテ?」
GM:ファルターIIの傍らに座り込んでいる
カトリーネ:「こんばんは。お散歩ですか?」
GM:近づいたカティは、彼女の口から漏れている奇妙な液体に気づく
GM:赤い色の液体が口から零れ、床に水溜りを作っている
カトリーネ:「! どうしたんです? どこか、ぶつけたんですか?」
カトリーネ:駆け寄り、口元を拭う
GM/ロッテ:「問題ありません。いつものことです」
GM:床の血溜を雑巾で拭いている
カトリーネ:「いつものこと……いつも、こんなことをしていたなんて。壊れてしまいます」>ロッテ
GM/ロッテ:「問題ありません。問題、ありません」
GM:ぐっと立ち上がる
GM:ぐらり、とよろめく
カトリーネ:「まだ立ってはダメです」
響:「…………」(その光景を偶然見かけてしまい、廊下の角に隠れて観察中)<悪い子
カトリーネ:慌てて支え、座らせる
GM/ロッテ:「少し、手足に力が入らないだけです。ポッドに入ってゆっくり休めば……楽になります」
響:「ありゃ、カティにロッテ……? 別にケンカとかじゃあ、ないよな?」(出て行くに出て行けず観察を継続する悪い子(笑))
カトリーネ:「それは十分問題です! それにポッドの多用は禁じられているはずです。無用の損耗を招くから、と」>ロッテ
GM:見れば、金の髪の毛も掠れて、白髪が混じっている。
響:「ポッドってメンテポッドか……? アレって普通、致命傷受けたような完機ちゃんの修復に使われるような」(ぶつぶつ)
GM/ロッテ:「問題ありません。ヤーウェ・システムの使用を行うたびに、ポッドを使用しなければ、私たちは満足に動くことも出来なくなります」
カトリーネ:「何故そんな無茶をするんですか……」ロッテを支えるように座る
GM:君の支えを振りほどき、ロッテは立ち上がる。
GM/ロッテ:「私の……存在意義を遺す為です」
GM/ロッテ:「私を、私を遺す為です」
カトリーネ:「ヤーウェシステムとは何なんですか! そんな、磨耗させるだけのものだなんて!」>ロッテ
GM:ロッテは立ち上がり、格納庫の天窓から夜空を見つめる
GM/ロッテ:「私もよく、わかりません………。ただ、体内に流すエーテルの量と速度を増加させる装置だ、と……」
GM/ロッテ:「それが私のV機関に取り付けてあります」
GM:カティの手をとると、そっと自分の胸に当てさせる
GM:V機関が唸りを上げている。
GM:まるで早鐘を打っているようだ。
カッツェ:そして響の頭に胸を乗せて同じように悪い子モードでカティとロッテを見やります
カッツェ:「ええ子たちやねぇ……」
響:「いや、ちょっと待ってカッツェさん。質問」
カッツェ:「短こおね」>響たん
響:「何でここに? ついでに、オレの頭に乗ってるやわらかなものはなんデスか?」
響:聞きつつ小声で(笑)。
カッツェ:「ウチはいつでもみんなの心の中におるんよ。んで、乗ってるんはおそらく響たんの想像比1.5倍のもんや」真摯に、カティらを見ながら(笑)
響:「…………深く考えないようにしようこれは何だかよくわからないものつか沈まれオレ静かにしとけー」(ぶつぶつ)
響:こちらも真摯にカティたちを見ながら(笑)。
カトリーネ:「外せないのですか? それがなくても、あなたなら私以上の戦闘力は維持できるはずです」
カトリーネ:「それに……そんな稼動状況では、あなたが“天使化”してしまうのが――」<V機関
GM:首を左右に振る
GM/ロッテ:「戦うのが私たちの存在意義でしょう。その証を遺さなければ、なんの意味があるというのですか」
GM/ロッテ:「そうでしょう? カトリーネ9-6!」
カッツェ:ロッテの言葉に、苦虫を、噛みつぶすような表情に。
カトリーネ:「あなたは間違っています、ロッテ10-1!」
響:「…………」(おお、とちょっとびっくり)<カティの声に
GM/ロッテ:「じゃあ……なぜ私たちは生み出されたと言うのですか!」
カトリーネ:「無論、天使を倒すため。それはあなたの言うとおりです」
カトリーネ:「でも、あなたが壊れるまでに倒すことのできる天使は、わたしが倒した天使より少ない――あなたに残された時間は刻一刻と少なくなっているのだから」
GM:ロッテはじっと君を見つめている
GM/ロッテ:「構いません。構わないんです……」
GM/ロッテ:「だから、構わないでください……」
GM:カトリーネの脇を、彼女はよろめきながらも歩いていく
カトリーネ:「ロッテ……」追おうとして、結局見送ってしまう
響:「あー。……とりあえず待避もしくは追跡を提案しますケド」(小声)<ロッテ去り
GM:ま、隠れている君たちには気付かず通り過ぎていくよ。
カトリーネ:あぅ、送ってけば良かったかな……
響:「……カッツェさん。何か、大変なんだな、あの娘たちも」(素直な感想)>カッツェ
カッツェ:「ちゃうよ、響たん」
響:「?」
カッツェ:「ウチから見れば、“あん子らも大変”なんよ。響たんや伊音たんと一緒にね」
カッツェ:「……響たん、いっとぉ先に戦いとぉ思たよね、明日ん模擬戦?」
響:「ええ、それはまぁ」>カッツェ
カッツェ:「……なんでや?」と、問う。
響:「オレたちが要らないって言われたのが面白く無いのは確かですけどね」(息を吐き)
響:「オレたちの代わりに、あんな娘たちばっかりが戦わされるのが気にいらねえ」
カッツェ:んで、見送るカティに声をかけて「カティたん、ちとこっちええかな?」こいこいーと。
響:「――って、思ったんだ」
響:む、その隙にすすっとカッツェの胸の下から離脱しておく(笑)。
カトリーネ:「神宮寺少佐? い、いつからここに?」
カッツェ:「ん、けっこー前から。んで、それはさておき質問」
カトリーネ:「……はい」
カッツェ:「カティたんは、おもろないとか、むかつくとか、そんなん理由に戦こうたこと、あるかいな?」
カッツェ:視線は、響に向けて。
響:「うあ?」(←こっそり離脱しようとしていて、諦めてすごすご戻って来る(笑))
響:離脱、戻るは「この場から」であって決してカッツェの胸の下に戻るわけでは!(笑)
カトリーネ:「ありません。戦う必要があるから戦います……違うのですか?」>カッツェ
カッツェ:「ん、それもアリや。ぜんぜん違うことない」
カッツェ:「むしろ、戦う理由なんてなんでもアリアリやからね」
カッツェ:「さっき響たんがいうたのも立派な理由やし、カティたんのもそうやし……」
カッツェ:「あん子(ロッテ)の言うのも、まちごうとる訳やない」
カトリーネ:「では……少佐が戦う理由をお聞きしてもいいでしょうか?」
響:そこは興味もって拝聴。
カッツェ:「ウチか、ウチはなぁ……」自嘲しながら
カッツェ:「戦うの、大嫌いなんや」きっぱりと。
響:「はぁ?!」(ぽかーん)
カトリーネ:「嫌いなことをしているのですか?」
カッツェ:「いやもこれ以上ないってくらい嫌いや。殴るんも殴られるんも、殺すのも殺されるのも。イヤゆーほど見てきたし」
カッツェ:「おかげでえらい、戦上手にはなってもうたけど」たははーと。
カッツェ:「やからね……」
響:「……そりゃあ、好きか嫌いかで選べって言うなら好きじゃねーけど」(笑)。
カッツェ:「ウチの戦う理由は、あんたら見たいな子が――」
カッツェ:「ウチくらいの歳になったときに、『ああ、あんなこともあったけど、ま。今はおもろいからいいか』って想てもらうために、やな」
響:「…………」
カッツェ:「幸い悪魔さんとの取引はもうイヤゆーほどしてきたんで」
カッツェ:「ウチらがドロやなんやらにまみれれば、ま、あんたらん未来くらいは、なんとか。な」
カトリーネ:「よく、わかりません……」>カッツェ
カッツェ:「そないなとこや。……あかんね〜、なれん話、するもんやないわ……」ぽりぽりと、鼻の頭をかいて。
響:「ああ、確かに似合ってないし!」(笑)>カッツェ
カッツェ:「ま、わからん上等。あんたらは好きなこと、好きなだけしたらえーんよ」
カトリーネ:「でも、何か大事なことのような気がします」>カッツェ
カッツェ:「きちんと、気づかんよーに、手綱は握っとぉてあげるさかい」ニヒヒと、これはいつもの笑みで。
響:「――――」(頷く)>カッツェ
響:「さて、と。そんじゃあオレはちょっと野暮用が……」(すたすたと外へ出て行こうと(笑))
カッツェ:「野暮用はええけと、野暮はほどほどにしとくんやよ〜」>響
響:「へーい」(笑)
カトリーネ:ロッテのファルターと、自分のファルターを見上げて……そいで窓から差し込む月の光に照らされてみましょう←綺麗にまとめてみる(笑)
GM:シーンエンド。


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エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠