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傷口をかきむしる快楽と、死生観の融合

日常の社会・生活は、
すでに陳腐の極みとして捨て去り、

安穏とした社会で、
いぜんとして、破滅的な動物性を有しているのは、

生と死にすぎず、

そればかりはおよそ誰もの共通性、

死を語るには、
誰もが、経験が不足し、
行きつくところまでは、すでに語られ、

およそ、誰もが進歩することは難しく、

生と死のあいだは、

社会制度として、
差別という名を借りるがために、
およそ目印を自分につけることはできず、

破滅的事態は可及的に取り外され、
突発的事態は語るに及ばず、

なんらかの現実に
いささかの食傷をするならば、

ヒトは血をもとめて、

生と死に極論分化する。

死が陳腐化するうえに、
即時的なモノでなく、

シンクロするものを求めるならば、
そこには生があるのみ、

生の陳腐化は過去でなく、
少しはここに、いまだあるように、

全てをモノとしてとらえざるをえぬ人々は、
責任を道義から客観性の泥沼になげこみ、

あたかもさらさらとしている手のひら、

現実と逃避先の社会の接点であり、
宗教でなくとも原罪を語ることのできる、

生に色をつけてみよう、

選民を求めている

ヒトは、

そして、涙をながすべく、
生としての極論を求めて、

正当化に走ろうとする。

ヒトは、

痛みのみが快楽であり、
現実の痛みにどれだけ近づきつつ、
ヒトゴトであり続けることが、
最大の快楽、

否や?

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