５月２３日、日曜日。

　　部屋を片づけようと思った。　　　　　片づけるためには、整理する必要がある。
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　収納のスペースは限られている。　　　　　　積んであるものを崩していく。
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　　捨てられるものは捨てる。　　　　　　　他の山にも同じ種類のものがある。
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捨てる前にもう一度目を通しておきたい。　　　次の山を崩す必要も出てくる。
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　　　目を通すには時間がかかる。　　　　　山がちゃくちゃくと崩れていく。
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　とってもトッチラカッタまんまの状態で、時間だけが淡々とすぎていく、ああ。
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　　　いいかげん、くたびれてくる。　　　　なんとなく、おなかがすいた。
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とりあえず、食事でもして、気分を転換して、もう一度、ぱりぱりと仕事するんじゃ。
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　　　　　散らかったモノが目に入る。　　おなかがいっぱいになる。
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　　　　　何かをやるというより、それを忘れて、ちょっと眠くなる。
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　　　　　　　　　　　　　　寝る。　　ぐう。
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　　　　　　　　　　　　　時間が刻々と経過する。
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　　　　　　　　　起きてみると、もう夕方になったりしてる。
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　　　　　　　　　　しなければならない買い物をしに行く。
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　返ってくると家がけちょんけちょんに片づいていないので、手に持っていた
　　　　　トイレットペーパをその辺に投げ捨てて、厭世観に浸る。