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西伊豆、
6月26日から27日、
先に東北に行って来たときと同じようなメンツで、
今回は、西伊豆に行って来た。一泊。
甲府の盆地から、富士山の横をぬける富士川にそうようにして南下。
海へと向かう内陸の人間の気持ち、
なんとなく、広々とした感じ。
富士市から沼津市を抜けて、
伊豆半島の真ん中を南に進んでいった。
例によって、温泉とおいしいものツアーであるが、
表沙汰にするにははばかられるような実利の旅である。
土曜日は、10:00に出発した。
どうも、内臓がしっかり働いていないようで、
げっぷが出そうででないような、気分悪な感じを途中で感じながらも、
昼頃には、元気が出てきて、生き返った気分。
普段から、午前中に仕事をしていなかったことが、
痛感できるような生活のサイクル、
結構、やまのおくにある温泉にたらーっと浸かって、
露天の温泉を覆うように茂る緑が、湿度のなかで、
色濃く映えている。
一瞬だけ、妙にもの淋しげな気分を味わったが、
でも、こうしてここにいきていられることを、
とってもうれしいことだと思えた。
松崎のあたりで漆喰の美術館を見たりしながら、
同期の4人の男どもが、どうしてもっともな顔をして
漆喰を見つめているのか、何だか気持ちも悪いことだが、
それなりに、真剣に見ているところが、おかしい。
なにやってるんだ、俺達は。
寝起きにやたらとひとけなく、空調の利きすぎた美術館に入ったせいで、
どうも、鼻の奥がぐずぐずしていたが、
失われた学生時代を取り返しているようなところもある。
とか、いえば正当化できるかね、無理かな。
夜は、松崎からもう少し南に下った雲見の民宿に泊まる。
温泉をくたらくたらと使ったあとで、
ビールビール。
贅沢にしてなかなかの食事をすましておきながら、
小さな民宿に埋め尽くされたような町を徘徊して、
挙げ句の果てにラーメンまで食う。
生ビールなまびーる。
うぷ。
いっぱいづつで、私は十分だが、
ほかのメンツのうれしそうにビールを飲むことよ。
よくわからないけど、
豪快にいびきを、はもらせつつ眠ったらしい。
翌日は、
下田のほうを回って、
まだシーズンに若干はやく、
小雨がふる中でひとけのすくない砂浜に遊んだり、
あきもせずに温泉に立ち寄って、
風呂上がりに、過剰にくつろいだり、
楽しい。
自分がなんだか、わからない感じが、
日々の生活とまったくちがうようなところがあって、
三島でウナギを食う。
ウナギはよいのだが、ごはんが多すぎて、
どうにも、前日の胃の疲れが表面化する。
柿田川とかいう、きれいな水がわき出ているところを散策して、
ときおり強くなる雨のなかを、
なるべく難しいことを考えないようにして、
過ごした土日だった。
富士の近くでは、猛烈な雨が降っていたが、
半分くらいは眠ったまま、帰ってきた、
甲府で日常にもどる、
あしたは月曜日。
うむ。
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