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ふわふわ、

とりあえず、元気でいます。 修習も講義なんかがあるのは、 もう一か月を切ってしまって、 2月21日からは最後の試験が始まります。 それまでにやっておかなければならないことも たくさんあるのだけど、 とりあえず、静かに好きな本を読んで、 過ごしている時間が多いようです。 * ふわっと、線路に吸い込まれるような気分に なることがあります、 そのときに、現実感を喪失しているといってしまえば、 簡単なのだろうと思いますけど。 それでも、本当に吸い込まれそうになるのです、 とってもそのときには恐ろしいと思います。 静かにですけど、首筋あたりから腰のあたりにまで、 寒気というか、冷や汗というものでしょうか、 きれいに通り抜けることがあります。 * 静かに何かを恐れて生きて、でもそれが何かは分からないけれど、 日常の慣性の中では、当面の安心をそれに求めて、 失うこと自体に恐れているのか、 失うことを認識している自分を予定して、それに恐怖を。 * 究極的に、痛みを感じることがあれば、 それを感じる受容体としての意識が必要です。 その意識自体を飛ばしてしまう程度の痛みというものを 思い浮かべたならば、確かに受け取ったはずの痛みは、 いったいどこに行ってしまうのでしょう。 * ふわふわと浮遊している状態が、 高校を卒業して以来、続いているように思います。 地に足をつけることができたならば、 そこからまた、ふわふわと浮かぶことができるのです。 鳥のように空を飛びたいと思うことは、 実は、飛ぶことの切り裂き感に恐怖を覚えているように思います。 切り裂き感は、恐怖のみならず、爽快感のような 快楽をももたらすものだと思うけれど、 実際には、ふわふわと浮かんでみたいと思うのが、 最近の私の感覚のレベルなように思います。 * 軟着陸することは難しい。 平穏な日々というのは、静かに動いていると言うこと。 それ自体に慣性はそれほど含まれていませんから、 結構、急にストップしようとしても、 衝撃は小さいように思います。 何らかの希望を持つと言うことは、 結局、揺れを大きくすることだと思います。 リスクは、当然に分かるわけです。 それを背負うのが、おかしみと言えるわけで。 でも、とまることはできない。 もとの場所に戻ることもできない。 どちらにしろ不可逆的な喪失を繰り返している時ですから、 そのことのリスクは大したことではないのでは ありませんか。 * あまりにおいしいとしても、 同じ食事を一生食べ続けることに対しての不安は あるわけです、 慣れというものの収支を数えようとしているのは、 みっともなくないことではないと思うのです。 * 方言を思い出しました。 もったいない、という意味の、 いたましい、 という言葉です。 思い出して、すなわち、それが好きになること。 良き思い出を持っていたと、 満足しているのです。 * 良い人に恵まれているように思います。 そして、その環境が失われることも、 当然のように予定されています。 そして、自分が、 その良い人の中を、 一人で鳥にでもなったかのように、 切り裂いているのだとすれば、 それは、眠る時間を奪ってあまりあるほどの、 心の痛みを招くのです。 * ところが、その受容体が、 今ひとつ、実感がわいていないのです。 首を振ってみました。

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