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修習佳境?

** 2/2 ハイリスク、ローリターン、 寒い日が続いている、 あまり表に出ないで住む環境にいるのだけど、 この時期に風邪を引いてしまうのは怖い。 最後の試験を一日でも欠席すれば、落第する。 年末に今シーズンの風邪を軽くひいておいたので、 安心していたのだけど、 最近、近辺で今シーズンその2が流行しているらしい。 かんべんしてほしい。 * 神様が存在したとして、 神様を信じていれば天国に行ける。 神様を信じていなければ地獄に堕ちる。 神様が存在しないとして、 神様を信じていれば、間違いだっただけ。 神様を信じていなければ、その通りと言うだけ。
神様存在神様不存在
信じる+(天国)0(無意味)
信じない−(地獄)0(正解)
リスクヘッジとしては、いかがなものかと思うが、 私は下段を選んで、 天国のハイリターンを求めるよりも、 日々の「かったるくなさ」を求める。 ** 2/21 - 3/8 二回試験。 研修所の卒業試験である二回試験が始まる。 難易度は別に高いものではない。 ただ、時間が長い。 2月21日 論文筆記試験 民事裁判(相続系、土地帰属及び登記関係) 2月22日 論文筆記試験 民事弁護(売買系、担当課長権限逸脱?)  2月23日 論文筆記試験 教養  (老人問題・キレること)     2月24日 論文筆記試験 刑事裁判(殺人・傷害致死、夫婦間)    2月25日 論文筆記試験 検察  (脅迫、共犯、陰の首謀者?)   2月26日 論文筆記試験 刑事弁護(殺人未遂・障害、刑務所内犯行) 3月 3日 口述試験 民事系統(瑕疵ある建物の販売)    3月 7日 口述試験 刑事系統(刑事弁護主体、別件逮捕等) 前半の論文試験は、教養科目を除いて、 10時20分から17時50分までの制限時間7時間30分。 昼食も弁当持ち込み、試験会場自席で。 試験中は一切の私語が禁止されるのがとりあえずなにより辛い。 後半の口述試験は試験自体は15分程度のものであるが、 何がでるか分からないところであり、 また、中途半端な日数があくのが気分がよくない。 この試験に通過できないと、 6月の追試を受けなければ、弁護士になれない、 裁判官、検察官は内定がたぶんなくなる。 裁判官は、この試験の成績で一生が決まるらしい。 少なくとも最初の10年には偉く影響するらしいので、 必死にやっている。 私はとてもやる気がない、 今ひとつモティベーションのわかないタイプの試験である。 かなりの苦痛を感じながらも一応、全日受験完了。 ** 3/10 - 3/17 イタリア行 研修所の同クラス、野郎4名のイタリア旅行という なかなかみっともなさげなプランをくんでいたのだけど、 その中の一人の婚約者が急遽合流、 プレ新婚旅行+随行団3名という さらにみっともなさげなグループになってしまう。 本人は、そんなに気にしていないのだが、 周りが勝手に気を使ってくれる。 笑わないように。 結局メンツは、検事3名、裁判官1名、弁護士1名。 仲間うち風に言えば、PPPJBで、 やたらと官の多いツアーの少数派である。 * サベナベルギー航空でブリュッセル入り。 ベルギーのひとなのか、 通路側の席でひじをわずかにでも肘掛けからはみ出させていると、 容赦なく通り過ぎる乗員に削られる。 目が覚めまくった。 * ローマ入り。 イタリアのリアが極端に弱いので、 ユーロのトラベラーズチェックを持ってくると、 妙に両替率が良い。 市中に遺跡が乱立しているのをみて、 非常に廃墟みたいな感じがした、 * フィレンツェ入り。 一万リラも出して、ジェラートを食らう。 何となくボられているわけだろうが、 それなりに一万リラ分だけ胃にもたれるので、 周辺の同一ツアーの大学生にもらってもらう。 教会の塔の階段が窮屈で、閉所恐怖症と広場恐怖症を 同時に発症しそうになった。 階段を抜けると高所恐怖症である。 最近は先端恐怖症も発症していて、 とがっているものが非常にいやである。 大学時代に洋弓を引いていたとは思えない変化ではある。 ホテルが妙に現代的なオブジェがあって、 メインのオブジェがとがっていてとてもいやだった。 サングラスを野郎4名で購入したが、 とても安もののちんぴらみたいで情けないところ。 どうやっても佐野史郎が漂うことを痛感してもみる。 イタリアの鉄道に乗ってみる。 快速で一駅だったけれど、6人で個室になる構造なので、 なんとなく、居心地の良さそうな感じ。 駅のトイレにはいると800リラ取られた。 だいたい、50円くらいのものか、 このあたりのトイレは、男性用もみんな個室である。 * ヴェネツィア入り。 陸側のホテルが宿なので、 いわゆるヴェネツィアなところまで少しある。 バスに乗って割といい加減に出かける。 イタリア語はよく分からないが、 後から加わった女性がとりあえず勉強して話をしているので、 自分は似非英語だけですます。 甲府で英会話に通っていたことで、 英語力は伸びていないが、 力ずくでも会話にする能力はアップしたようである。 当然相手は、イタリア人だから、 インチキ英語の直接対決といった場面も多々。 * 帰路の航空機内で、 なんだか妙に気になる日本人乗員を見つけたので、 なんとなくではあるが、じっとみていたら、 怪訝そうな顔をその表面的な表情の下に見せたので、 ビールを頼んでおいた、 帰着直前、 成田周辺で気流が非常に悪く、 ホントはとっても怖いのであるが、 笑い出したくなるほどすーっとポケットに落ちる。 俺、これだめ。 ** 3/17 二回試験合格発表。 通称、司法試験第2回試験、略称二回試験の合格発表。 別段、難しい試験ではないわけで、 今年の740名程度の中で不合格者は3名。 幸いにも、次の一歩である。 ** 3/27 先端恐怖症悪化。 研修所の門の正面にも綺麗にとがった円錐形のオブジェというか 噴水みたいなものがあって、 こないだ退屈しのぎにまじまじと眺めていたら、 とても刺さりそうだった。 刺さるのにとっても都合が良さそうな円錐の角度である。 黒光りしている石がみているだけでとても痛い。 先端が見事なまでにとがっている。 ** 3/27 引っ越しの準備。 端から見ると、いかにも退屈そうに寮に住んでいるのだが、 いよいよ引っ越しの準備をしなくてはならなくなる。 少しづつ段ボールに整理して詰めているのだが、 あまりにペースが遅々としているので、 思い切って捨ててみるととても気分が良かったので、 さらに思い切る。 ** 3/28 おでかけ、 おでかけ、おでかけ、 ** 3/29 血反吐をはきたかった。 とりあえず、精神的に参っていても、 それが、体調に現れにくいらしく、 きちんと、体調を崩してみたいな、 と思いながら、ふて寝していた、 親父が線の細い割には、 身体が丈夫であることが、受け継がれているのだろう、 親父が望んでそうなったわけではないから、 親父の先祖を曖昧に恨んでみる。 ふて寝からさめて、午前0時過ぎ、 寮の1階のロビーにタバコを買いに行くと、 同じクラスの2名が暗い中でビールを飲んでいたので、 しばしつき合ってもらって、 かなり楽になる。

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